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思いっきりやること

「思いっきりやってきてね!」
「100%の力が出せますように」
オーディション前や本番前によく言われる

緊張して萎縮してしまわないように、
やりたい事が出来るようにと
応援してくださる気持ちがありがたい

僕は普段ぼーっとしている(ように見える)事が多い
「緊張してる?」
「やる気ある?」
「飽きたでしょ?」
この辺はよく言われる

たぶん、目が細いのと、猫背なのと、内股なのが原因だと思って直そうとしているのだが、
やはりそう言われる事が多い

僕だって本当は
やる気があって、元気があって、100%頑張る俳優でありたいから、

2020年は「全力でやる」を目標にしていた。

でも2020年を振り返ると、失敗が多かった。

語弊があるといけないので
僕の場合に限るが、
「全力でやる」を目標にしてしまうと
・力む・焦る・視野が狭くなる
ことが判明した

それくらい集中できたのはいいことなのだけれど、

舞台のアンサンブルとして仕事をするにあたり、
広い視野と対応力と余裕が大切なのだとわかってきたから、
「リラックスして、楽しむ」
ことに目を向けようと思った


どんな状態であっても100%自分であることに変わりはないから
構えても緊張しても無駄。

思いっきりやることは、がむしゃらにやる事ではなく、のびのびと楽しむ事。

失敗するのは、何かに挑戦したからなので、
後悔する必要はない。

よし、今日もお稽古がんばります。

不器用な自分と向き合い続けて、
はや27年。今日も自分の調整は続きます。ほ

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