マイペース。

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割烹着のおばちゃん

私の愛犬と出会ってから、2年目になる。 散歩は1日に朝夕1時間ずつ。田舎町の風景はの、田んぼや畑のある場所が特にお気に入りの愛犬。 割烹着やエプロン姿の年配の女性が田んぼや畑にいるのに気付くと立ち止まって見つめるのを辞めない所がある子だ。 女性に近寄ってよく見てから、また歩き出す。 きっと、似た人との良い思い出があるんだろう。 私も割烹着の年配の女性を見て育ったので、自分と似た子だな、と思いながら、愛犬の過去をついつい想像してしまう。 どんな理由で、前の飼い主と離れたん

    • 心機一転

      またしばらく、長い間noteを休んでいた。 心境の変化に戸惑っていたという感じだったので、何を書いていいかわからなくなっていたのだ。 去年と今年にかけ、家族が2人亡くなり、暫くは麻痺していた感覚が取れてきたのが、つい何ヶ月か前の事になる。 バタバタもしていたし、当たり前の事を感じるのに時間がかかったようだ。 「寂しい。」 私はネクラだ。ネクラ独特の短所は、ある程度無理をする事に変に自信を持っているような所な様な気がする。 2人の祖母の死は、ゆっくりと、そんな子供じみた自

      • Immortality

        年齢的になのか親しい人のお祝いのイベントが減ってきて、自分をとりまく環境では弔事が増えて来た。 慌てなくても良いようにとの意味もあるが、本当に大切な意味で、自分用の喪服をきちんと持っておきたくなった。 今まで喪服を用意してなかった訳じゃないが、きちんと用意しておきたいという理由は、ご縁や繋がりを大切に思う人へ向き合う気持ちが、適当ではなくなってきたのだ。 去年の夏、母方の祖母を亡くなっだ後親戚付き合いのあった人が何人か亡くなり、先月になるが、私の父方の祖母もやはり高齢で亡

        • 花より団子派

          コロナ禍で何年間か外出は控えていたが、ちょっと前から外食くらいは少しずつだが行くようにはなった。 食事自体シンプルなものが基本の私は、洒落た物を食べたくなるのは珍しい。外食自体、しょっ中する物でもないし、自炊の習慣が染み付いている。 滅多にないけど、たまに近所のイタリアンに行って1人で入り浸る時がある。 イタリアンといってもパスタくらいの物しか知らないし好きなものも限られているが、店の雰囲気とかがお気に入りなので、気が向いた時の贅沢だ。 私が好きなイタリアンのイメージと

        割烹着のおばちゃん

          陰翳

          去年のクリスマスから来月の始めくらいまでの期間で、近所でイルミネーションのイベントをやっている。 クリスマスには対して興味はないが、夜のイルミネーションは大好きだ。 散歩は暗い時間を、敢えて選んで毎日通っている。 薄暗い商店街を通って、キラキラの世界に着くまで約5分。静かな環境に憧れるが、冬は街中も良いものだと思う。 明るい昼間の太陽や空気も好きだが、落ち着いて安らぐ夜は仄かな灯りが好きな方だ。 イルミネーションを堪能して、帰宅して10時まわって寛ぐ時間帯は部屋は薄暗くし

          Breath

          7の倍数の年齢に差し掛かる。体調不良を繰り返し、挙げ句の果てに、元旦の大地震のニュースでショックを受けた。 他所の事でも、自然災害、特に地震は私にとっては恐怖だ。昔の東北の大地震のニュースでは、心配や、怖さや何かでテレビに釘付けになり、気分が悪くなり心療内科に行こうかと思ったくらいだ。 だから尚更、今回の大地震のニュースに釘付けになる事はなかった。 元旦から、何日かは気分が悪くなりつつ、やる事はきちんとやらないと益々スッキリしなくなる為淡々と生活のリズムを狂わさないように何

          11月から風邪をひきまくりnoteを休んでます。今3回目で、これで最後であって欲しいと部屋を暖めまくっている。 体も動かすし、食事も気をつけるけど年齢的にも寒さに弱くなってしまったんだろうと思う。 冬でも半袖で外を走り回っていた子供の頃の体力に戻りたいです。

          11月から風邪をひきまくりnoteを休んでます。今3回目で、これで最後であって欲しいと部屋を暖めまくっている。 体も動かすし、食事も気をつけるけど年齢的にも寒さに弱くなってしまったんだろうと思う。 冬でも半袖で外を走り回っていた子供の頃の体力に戻りたいです。

          すっとばしていた心の在処

          鬱病になって回復に至るまで、薬以外に絶対に手放してはいけない気持ちがある。 とか言って、ここに気づくまで、物凄い時間がかかってしまったのが現実だ。 感謝の気持ちを実感する事。 元々、残念な事に自分にはここが足りなかったのかも知れない。 自分が生まれたことへの感謝。 産んだのは親。親への感謝。 夢を追い掛けようが、敷かれたレールを歩こうが、ここに気づいた者の勝ちという感じだ。 前からマインドフルネス、瞑想をYouTubeと一緒に毎朝10分行うのが習慣になっている。 脳とか

          すっとばしていた心の在処

          答え

          言葉にならない こたえを見つけてちょっと経った 終わるはずのない正直者の 無言で広がる空 いつも上に 私の気持ちを向ける 私の目に映る 嘘はつかない 気持ちが濁って重い時 見上げたら 透き通る色と空気で包んでくれる 何処にいようと いつもそばに 嘘はつかない

          美しい贈り物

          祖母の背中を見て育ったような気がする。祖母の年代の女性は美しいと思う事が多い。 私が、割烹着が似合うようになりたいと言うと、「何言ってるの?」と祖母達は笑った。 朝起きて、顔を洗い三面鏡の前で少しお化粧をして、家の掃除を済ませた後、たまに喫茶店に行ってモーニングを食べに行っていた祖母。 美容院に行くのはお正月の前だけで、髪型は変えない。 家事をする時や台所に立っている時は鼻歌歌いながら、時間に追われずバタバタすることもなくドッシリした余裕を感じた。 今時エプロン姿でスーパ

          美しい贈り物

          イメージチェンジについて

          若い人は儚げな、淡い色を美しいと感じるけど、歳をとると鮮やかな色を好むようになる。と、昔読んだ本に書いてあった。 私の場合、精神面で鮮やかな色をアクセントに加えたりすると、元気になるような気がしてきた。 淡い色🟰灰色と同化しやすい?(儚げ)。 美しいけど消えそうなというか、若い頃はそういう色が大好きだった。 若さって元気そのもので、多少気怠さを漂わせても、平常心でいられた分タフだったんだろうと思う。 今も、実際影を背負ったような性格なのは自分でも認める。 ただ、「影」を前

          イメージチェンジについて

          不滅の空

          祖母は逝ってしまった。 前の私が見ていた世界と 今の私が見ている世界が すっかり変わった。 気がついたら 空ばかり見るのが当たり前になった。 私の上に当たり前のように どこまでも広がる。 いつも約束を守ってくれる 祖母を思う。 これは悲しみじゃなくて 始まりなんだ。 後ろを振り向くまいと 追い風に乗った。 泣くまいと上を見て広がる色は 祖母が写真の中で着ている着物と同じ 深く澄み切った優しい青。 祖母がくれた心がいつも映る 不滅の空。

          不滅の空

          いつもここに

          どこにいきたいとも思わない 此処は私の全て これ以上何もない どんな夜が訪れようが 心は此処に。 私は此処を動かない 鍵はしょっちゅう開いてます。 夜明けを待のは慣れてます。 光にも闇にも どっちつかずです。 いつも心はここにあります 忘れないで下さい。

          いつもここに

          今日は待ち遠しかった 雨の日 涼しい雨。 夏がきつかった分 浄化される。

          今日は待ち遠しかった 雨の日 涼しい雨。 夏がきつかった分 浄化される。

          Missing

          真夏のキツイ日中を避け 散歩する 夜のさびれた商店街は 賑わいはなくしているけど 明かりのある方へと歩くと 地元ならではのあたたかさに触れられる ただお店が全部閉まっている 日曜の夜に歩くための場所じゃない。 賑わっていたなら 家での夕食を楽しみに 帰り道を急ぐだろう。 ここの飲屋街の灯りは 私にとっては 道に迷う為のものじゃなかった。 日曜日の夜は 逆に道の先にある闇から 引き返すように 家に帰り こんな日は家の灯りだって 温かみがない

          Missing

          気分的に雨が恋しい 明日は天気予報では雨と言っている 夏の疲れが残ってるのか 一雨降ってくれたら スッキリするのに

          気分的に雨が恋しい 明日は天気予報では雨と言っている 夏の疲れが残ってるのか 一雨降ってくれたら スッキリするのに