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イメージチェンジについて

若い人は儚げな、淡い色を美しいと感じるけど、歳をとると鮮やかな色を好むようになる。と、昔読んだ本に書いてあった。
私の場合、精神面で鮮やかな色をアクセントに加えたりすると、元気になるような気がしてきた。

淡い色🟰灰色と同化しやすい?(儚げ)。
美しいけど消えそうなというか、若い頃はそういう色が大好きだった。
若さって元気そのもので、多少気怠さを漂わせても、平常心でいられた分タフだったんだろうと思う。

今も、実際影を背負ったような性格なのは自分でも認める。
ただ、「影」を前に出さないようでありたい。私の性格はかなり灰色に近い。影でも光でもないどっちつかずな自分だけど、年齢的にもこれを周囲にモロに出すのは、余りにも無邪気だと思い出した。

だからそろそろ、赤や鮮やかな色で装ったりする時が私にも来たんだ。と、納得した。
ここ最近、明るめのティントや、リップに興味を持ち始めた。
性格というか、自分の性質自体を変えるつもりはない。
根暗から根明になれるなんて1ミリも思ってない。ただ、自分は周りを暗い気分にして楽しむ気はないし、本当の意味での暗さ(影)を引き寄せたいわけでもない。
もちろん光を避けているわけでもない。

元々、化粧をするキャラクターではない。
ただ、リップだけでも鮮やかにすると、灯りを照らしたように見えていなかった物が見えてきた気がする。
鏡に映るそんな自分の顔も、今まで見たことがない。

赤は厄除けの色だという。その意味も込めている。でも、私が思うに、見守ってくれる人や私の幸せを喜んでくれる人に対して感謝の意味を示すのにもピッタリじゃないだろうか。

厄除けの意味だけじゃ、笑顔なんて出せやしない。赤のリップに似合うのは笑顔だと思う。

自分の顔そのものが好きだった事はない。
でも人それぞれ、自身を持っても良い自分は持っていてもいいと信じている。
なのに、自分の色にこだわり過ぎて自分をどう表していいか分からなかった。

赤のリップなんて自分らしくないと信じていた。でも気付いた。これは昔からどんな女性の為にも用意された身だしなみだ。

昔を振り返るのは個人的には好きでも、前は向いているんだと示したい。
こうやって示して向ける笑顔から感じ取る手応えに照らされているうちに、私も、もう少し自然に周り本位になっていけたらと思う。

ここまで読んでいただきありがとうございます♪。

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