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心配性は、ルーブルで絵画よりもスリを観ていた。

新婚旅行で行った、ルーブル美術館の記憶が蘇ってきた。

2019年11月。コロナ前の出来事だ。

ルーブル美術館に行く前の下調べだったか、バスの中での添乗員さんの話だったかで、ルーブル美術館では、皆、絵画に夢中になるので、そこをスリが狙っているなんてことを知った。
特に、観光客である日本人は狙われやすいとか。
人ごみに紛れて、スリたちは観光客のバッグの中を探り、財布やスマホやカメラを盗るらしい。
そして、スリは絵画ではなく、スリをしやすそうな人を探しているとか。

そんな話を知ったもので、心配性の私は、スマホは一切出さず、夫に写真を撮ってもらい、ショルダーバッグのチャックにはカラビナも付け、バッグが簡単には開かないようにして見て回った。

そして、ルーブル美術館を観て回るとき、こっちを見ている人がいたら、「あの人、スリじゃねーか。」などと、疑いまくって歩いた。
あいつも、こいつも、みんなこっちを見てる!あいつもスリだ!などと言い、絵画そっちのけで、スリ探しをして回った。

後で夫に言わせれば、私に見られていた人も、私のことをスリだと思ったかもな。だってさ、、、。

そんな発想はちっともしていなかった。

お陰で(?)スリには遭わなかったけどね。

モナリザ
夫が写真担当🤳




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