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人間関係のあれこれ

 最近回りでちょっと気になる事があったので、久しぶりにインナーチャイルドがらみのお話です。

 皆さん職場での人間関係ってどうですか?
 上手くいっている方はいいとして、上手くいっていない方大変ですよね。
 ただ4月から人事異動で入れ替わりがあり、はたまた新人さんが入って来たりしてガラリと環境が変わったと言う方もいらっしゃると思います。

 私達は一人一人違う家庭、環境で育ち価値観も十人十色。それが個性でもあるので、違って当たり前です。
 そしてそれは個人の違い、世代の違い、はたまた出身地による違いにまで価値観の違いは及びます。
 こういった違いは学生時代まではプライベートでしか関わる事はないので、合わない人との接触は避けようと思えばある程度避ける事が可能です。
 しかーし、仕事だとそうはいきません。これが私達の最大の悩みの種なんですよね。
 仕事が円滑に出来るかどうかの要はほぼ人間関係にあると言っても過言では無いくらい。
 
 完璧主義の方。感覚で仕事をする方。当然色々なタイプがいて適材適所で仕事が出来るのが好ましいのですが、そんなわけも無く。
 
 仲の悪さは伝播しますし、周りの人間も居た堪れない。ただで無くとも忙しいのに、勘弁してくれです。

 相手の何にあなたはムカついたりイライラしたりしますか?
 やって欲しい事をやってくれない。少しは自分で考えりゃいいのにいちいち聞いてくる。仕事出来ないまたはしない癖につべこべ言う。人を頼ってばかりで人に仕事を押し付ける等々。数え上げればキリがありません。
 
 でもこれにムカついたりイライラしたりしない人もいるんですよね。
 なぜなら人によって地雷が違うからです。
 イライラしちゃう根底にはこんな価値観がひそんでいたりします。
 お給料もらっているんだからそれ相応の働きをすべき。上司の指示には従うべき。相手の要望を察するべき。これぐらい出来て当然…。もっと気を利かせて…。私の方が大変なのに!
 真面目で優秀なインナーチャイルドの人が陥りがちです。
 自分も求められて理不尽に思える事も我慢して、そしてそれをこなして来たのでしょう。
 でも能力って人それぞれなんです。
 自分が出来るからと言って相手も同じ様に出来るとは限りません。
 と言うか、ほぼ出来ないと思った方がいいでしょう。

 そして相手が困っているからついつい手を差し伸べて手伝ってしまい、気がつけば断れずに沢山仕事を抱えてしまって身動きが取れなくなってしまうあなた。出来てしまうと一杯仕事押し付けられちゃいますよね。皆に頼られるのは嬉しいけれど、なんで自分ばっかり忙しいの?もう燃え尽き症候群寸前です。
 そんな良い子インナーチャイルドのあなた。
 良い人にならなくてもいいんです。ショックかも知れませんが、良い人と言うのは相手にとって都合の良い人と言う意味なんです。あなたは自分の身を削ってまで誰かにとって都合の良い人でいたいですか?
 時には断る勇気を持ちましょう。嫌われたって良いんですよ。どうせ一時期だけの人間関係です。そして多分、嫌われはしませんよ。

 それぞれに形成された価値観はそうそう覆せるものではありませんので、相手が変わるのを期待するのはやめましょう。
 自分が正しくて相手が間違っている。そんな事はありません。相手からしてみればあなたが間違っています。
 決して相容れないとわかるでしょう?

 忙しいとますます相手に対して寛容になれません。人件費ケチって少ない人数で働かせる会社が一番悪いのですが、ちょっと待ってその仕事。あなたでなければダメな仕事ですか?多分あなたの代わりは他にもいます。でもまだまだ続くあなたの人生の主人はあなたです。あなたしかいないんです。

 俯瞰して物事を見る癖をつけましょう。
 一度嫌いになってしまった相手を好きになる事は難しいでしょうが、自分の価値観に雁字搦めになってしまい我を忘れて相手を攻撃しちゃったり、我慢しすぎて胃に穴が空いちゃったりしないように、深呼吸して気持ちを切り替えましょう。
 インナーチャイルド関係なく人生のベクトルが全く違いすぎる相性の悪い相手と言うのも中にはいます。

 だけどどうしても上手くいかない。
 それはもしかすると人生の転換期だったりする事もあります。
 もうそこはあなたにとって必要な場所では無いと言う場合です。
 人生のステージが変わると居心地が良かったはずの場所も居心地が悪くなったりします。
 思い切ってその場を離れて新しい世界へと飛び出して行くチャンスかも知れません。
 

 上手に見極めて、難局を乗り越えて行きましょう。
 頭で考えるのでは無く、直感に耳を傾ける事が大事な時もありますよ。

 私は自然の中に身を置くと嫌なことを忘れられたりします。気分転換って大事。

 菜の花がとっても綺麗だったので。
 いつの間にか春はやって来ていました。
 今はまだ何も変わって見えなくとも、変わらないものはなく、少しずつ時は移ろい行くと言う事です。

 例え同じ場所に留まっていたとしても、視点を変えると世界が違って見えたりして、新たな発見があるかも知れません。

 

 


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