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一日=労働時間+消費時間+睡眠・食事の時間 ③


人の1日にできることは限界がある。

 一日は、24時間どんなに器用で要領が良い人でも、できることの総量には限界があります。そして要領のよくない人や、精神的・肉体的にハンデのある人などは、要領が良い人たちよりもできることの総量はすくなるなるのが常です。


コロナにより、私たちは労働にとられている時間が、存外に多いことを認識した。

個人的には、いつのよりもコロナで家にいる時間が増えて、時間ができたことによって消費が増えた分野があるのもそれが理由だと思います。
たとえば、
・家庭内でやるゲームや子供の遊び関係
・キャンプ関係の用品
・自分で入れる少し手間のかかるタイプのコーヒーやお茶、淹れるためのキッチン用品
基本的に外出以外で時間のかかる消費が増えている印象です。
 
 
ミニマリスト的な考え方ですが、労働時間とその準備などの予備動作的な時間や家庭での健全な生活環境の維持などで、消費するための十分な時間や余力が取れない場合、人は購入してもお金を無駄にするだけだと感じて欲しくても買わなくなる場合があると思います。

また、時間や気力がなくては遠出や旅行もできないです。

(たとえば、買っただけで時間がなかったりして、食べ損ねたり、読まない本ややらないゲーム、作らないプラモデルや日曜日大工用品がただ貯まってゆくと、もったいなく感じたり、場所を取るだけで家賃や倉庫代のお金の無駄にしてしまったかもと感じたらお金の使い方がうまい人ほど、買うのを止めるし、自分の生活を豊かにしないものをだんだん買わなくなる。)

生活の質(睡眠時間や食事の手間)を下げて捻出している人もいると思いますが、体調面などを考えると、頻度が高く、継続的に長続するほど寿命を縮めかねないです。

国民の健康を考えてほしい

 経済を回す消費活動をするためには、社会での生産活動における時間や労力を過剰に奪われることを放置してはいけないと考えます。消費活動のための時間を労働者が持つことができなくては、たとえ金銭的に十分なお金がある人でも消費活動をすることはできないので、経済が回りにくくなります。

 たとえ、いいものを作ってもどんどん売れにくい社会のままになるはずです。労働において消費される時間は労働時間だけでなく、通勤退勤にかかる時間や、(仕事の間の食事の準備を含む)職場へ行ったあとの必要なものを用意する時間も含まれるので、8時間労働でも、実際は半日ほど奪われているなんてコロナ前はよくある労働環境だったことを加味して考えてほしいです。
コロナ対策での巣ごもり経験は、現状の日本の人生における仕事関係に消費されてる時間が長すぎるのではないかとたくさんの人が疑問に持つ大きなきっかけになっていたらいいと思うぐらいには、現代の労働はいそがしすぎると感じています。
(コロナが流行してよかったとはいってません。医療関係者さんは、忙しすぎたでしょうし、今は流行中より自分や大切な人との時間が取れるようになっているといいと思っています。)
 
 
 

蛇足


実は↑より先におおもとを書いてましたが、捕捉のつもりがうまくまとまったので別にあげてしまいました。
こちらはどうしようと思いつつ眠らせてました。しかし、一応もったいないのであげます。



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