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LGBT推進を裏で操る者~この世界的潮流の背景に迫る~

今回はユダヤ人の真実シリーズ第一楽章の最終回でもある。LGBT問題を通じてユダヤ人への理解を深められればと思う。
では、まずLGBTの話から始めよう。
歴史的な経緯として、イギリスでは、1967年まで男性同士の性的行為は違法だった。スコットランドでは1980年、北アイルランドでは1982年になるまで、男性同士の性的行為は違法だったのだ。例えば、第2次大戦中にドイツの暗号解読に貢献した天才数学者アラン・チューリング(男)は19歳男性と性的関係をもったとして有罪となった。刑務所に収監される代わりに同性愛を「治療」する化学療法を受け入れたが、1954年には青酸カリで自殺したという事件もおきている。

イギリスの新しい50ポンド紙幣の肖像にもなったアラン・チューリング

英国は2016年になって、同性愛で有罪となった故人数千人を赦免している。逆に同性愛で逮捕されて亡くなった人が数千人いるという事だ。

BBCニュースより

 さらにアメリカにはソドミー法という実質的に同性同士の性行為を禁止する法律があり、この法は2002年になって初めて米国の全36州で撤廃された。また、性的指向を理由とする解雇も違法ではなかった。しかも、米軍ではいまだソドミー法が残っている。アメリカ軍は、統一軍事裁判法の第125条で『自然に反する性行為を禁じているのだ。
 日本では、考えられないような事が欧米では、つい最近まで、いや、今も続いているのが欧米の現状だ。日本のように寛容で、織田信長や空海のような歴史上の偉人までゲイやバイだった国とは大きく異なる。だから、欧米ではLGBの人々にとっては過酷な状況だった事は確かだ。LGBへの差別をなくそうという運動が欧米で発生する事は理解できる。しかし、この運動に、色々なグループが便乗してきた。元々、1950年代は、同性愛の権利獲得運動と、トランスジェンダーの権利獲得運動は別々に行われていたのだ。同性愛者側には、トランスジェンダーを差別する動きまであった。

ゲイによる抗議運動。垂れ幕には『ゲイ抑圧を打ち砕け』と書かれている。 つまりゲイのことしか書かれていない。

しかし‥‥

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