鯉之助

就職氷河期の96年卒業世代。新卒入社した会社で25年間の勤務。営業職、内部監査人経験後…

鯉之助

就職氷河期の96年卒業世代。新卒入社した会社で25年間の勤務。営業職、内部監査人経験後、40代後半で初転職。 日々努力されている内部監査人の方へ、少しでも何らかの気づきを提供出来ればそれが幸せです。

最近の記事

自分のスキルを高める為の転職と、自分のスキルを提供して会社の成長に貢献する為の転職

「こういう仕事をして、今後も自分のキャリアを高めていきたいです。その為に転職活動をしています。」転職活動を始めるキッカケとして、こう言った事を言う方多いです。それば全然良いのですが、あなたはどういったポジションに応募されていますか? 自分のスキルを高めたい…これが志望動機として通用するのは、35歳くらいまでかな?と考えます。それ以上の年齢になると、自分は何が出来て、それが会社に対してどう貢献出来るか?という自らのスキルを獲得ではなく、提供する側にまわると思います。 極端な

    • コミュニケーションはツールであって、力(ちから)ではない

      職務経歴書にコミュニケーション力(コミュニケーションリョク)があると記載するのは、あまりお勧めしません。35歳以上の方であれば、尚更お勧めしません。コミュニケーション力はみんなが書けて、みんながその説明を上手く出来ないものなんです。同じ土俵で戦ってはダメなんです。 でもどうしても書きたい方の為に、「コミュニケーション力がある」から、どの様に職務経歴書を展開させていくべきかについてヒントを共有させていただきます。 どうしても、コミュニケーション力を書きたかったら、それによっ

      • 40代後半の転職の勝ち筋

        私、今年で51歳になります。47歳10か月で転職しました。私の世代は第二次ベビーブーム。団塊ジュニア世代。人がとにかく多いのです。 転職35歳限界説はとっくになくなりました。これは個人的には人材マーケット業界の方が作り出していたのではないかと思います。我々の世代は母数が多いので世代くくりになるものであれば、たいてい商売になりやすいのです。転職する人の割合は少なくても、実数が多いのでそこそこの規模になりやすい。限界を設定したら応募する事も躊躇します。限界説をなくす事で応募への

        • 中途採用の書類選考突破のヒント

          35歳以上の転職について、自らを振り返りながら記載しているだけの文です。ご参考になれば幸いです。 最近、中途採用面接をする機会を会社からいただいています。多くの方の職務経歴書を読む機会をもらっています。 以外に多いなと思ったのが、ソフトスキルの記載割合。これってエージェント会社さんが言っているのでしょうか?やけに多いのです。 特にコミュニケーションスキルに関する記載。 私は困難な場面でもコミュニケーションを辛抱強く取り続けて、信頼を得る事に努力していました。厭わずにやり

        自分のスキルを高める為の転職と、自分のスキルを提供して会社の成長に貢献する為の転職

          デジタルの中に、アナログコミュニケーションを挟み込む

          47歳で転職した会社は、いわゆるIT系企業です。それまでの卸売業とは真逆の企業。コロナ渦もあり、社内コミュニケーションの取り方は全く違いました。 前職での強い思い出として、対面で別部署の50代の課長代理くらいの人(Aさん)から業務を教えてもらう事がありました。当時私は30歳になりたて。一通り教えていただき「ありがとうございました」と挨拶して自分の席に戻って仕事を再開しました。しばらくして上司である支店長から「さっきのAさんから、”お前は本当に人に教えてもらってありがとうの気

          デジタルの中に、アナログコミュニケーションを挟み込む

          47歳、はじめての転職_居場所の作り方

          47歳ではじめて転職して、「どうしようか?」と思ったことが、社内でのコミュニケーションの取り方をどうやってとっていくか?本当にラッキーな事に入社の数日前に、この記事を目にしました。 すごいな~と思いながらもこれは使えるなと思いました。なんだかんだ営業職を15年以上もしてきました。社内営業だと割り切り、名刺を配る事まではしませんでしたが挨拶して回りました。朝一に会社に行って、出社直後に挨拶をするタイミングというのは、たいていの方は数十秒程度時間をつくってくれます。会話が弾むか

          47歳、はじめての転職_居場所の作り方

          就職氷河期世代の就活を振り返ってる話

          (就職氷河期世代が当時の就活を振り返っているだけの駄文です) 結論は「運」「縁」「根」ではないかと思っているだけの文です。 8月上旬を過ぎようとしています。お盆の帰省ラッシュの予測ニュースが出始める頃になりました。27年前当時のこの頃、まだ内定が1社も出ていなかったと記憶しています。最終的には8月後半に一気に3社内定をもらい、その内の1社に就職し25年勤めた後、46歳で転職したという形で現在に至ります。 本当に内定が出ずに就職浪人を半分覚悟していました。そんな感じで面接を

          就職氷河期世代の就活を振り返ってる話

          47歳、はじめての転職_71_未来の事が書いてあるキャリアシート

          前回は、職務経歴書やキャリアシートについてnoteしました。私なりの転職に際してのコツを書いたつもりです。 相手企業のニーズとこちらのWillとの合致するところはあるのか?という視点でキャリアシートの更新をしていきましょうという提案でした。 今回は他にもシェア出来ればと思い、noteします。 【未来が書いてあるか?】 自分は将来どうなりたいか?企業の未来像にどう貢献できるか?という職務経歴書やキャリアシートであれば、単純にワクワクします。採用側は毎日毎日何通もの書類選考を

          47歳、はじめての転職_71_未来の事が書いてあるキャリアシート

          47歳、はじめての転職_70_決して妥協ではなく『求人に合わせる』事も

          結果的に転職が上手くいった理由は何だったのかを思い出していました。 自分の軸を持つ事も大事ですが、擦り合わせをしていく事も必要かと。軸の周りの部分については常に検討をしておく事が必要という結論です。 【エージェントさんからの連絡】 エージェント登録している方は、突然エージェントから連絡が来ると思います。「〇〇さん! こんな求人が出ていますよ! 〇〇さんにぴったりだと思います。是非応募されませんか?」  ここで「一体、どういう箇所が私にマッチしているんですか?」と聞いてはい

          47歳、はじめての転職_70_決して妥協ではなく『求人に合わせる』事も

          規程類の内部監査_きれいに言うだけではダメ

           内部監査は大きく2つの分野に分かれています。一つはJ-SOX、もうひとつは業務監査。J-SOXは監査法人とのやりとりの中で決めていく事が多い分野ですが、業務監査については内部監査室の計画で適宜に実施していく分野です。 私は1人内部監査人の為、計画も実施も1人で決定しています。どの分野をやるか?リスクアセスメントしながらも、でも普段の業務部門がされている内容を横で見ていると気づく分野がたくさんあります。あるべき姿ではないなと。 こういう時にどこから着手するか?を考えた場合

          規程類の内部監査_きれいに言うだけではダメ

          内部監査人が社労士試験の勉強をはじめるきっかけ

          内部監査業務を始めて5年目、1人監査人になって3年目を迎えております。そんな人間が社労士試験に挑戦しようと思いました。 その理由は、キャリアを変えたいというわけではなく、現在の監査の仕事に関係があります。監査領域は専門性を深めていくと結構幅広いんです。その中でも少しは勝ててる場所と全く歯が立たない場所がある事に気づきます。若い頃は負けず嫌いで「全領域で勝つ」事しか考えていませんでしたが、今は少し違います。内部監査自体が”「知識、技能およびその他の能力」を、部門総体として備え

          内部監査人が社労士試験の勉強をはじめるきっかけ

          感謝される監査

          1人監査人をやっておりますと、仕事に対する評価というのはなかなか得る機会はありません。(もちろん、IPPFには記載されているものがありますが)評価の機会が無い為に、仕事をやっていく行き詰まりみたいなものを感じる事もあります。「この監査は意味あるのか?自分自身が”仕事をやりましたよ”という痕跡を残すだけでこの監査をしているんじゃないのか」と。悩むけれども、社長にいう訳にもいかず、1人で独り言の壁打ちを永遠と繰り返している今日この頃です。 ”その領域の”監査を行う意味や意義はど

          感謝される監査

          「Chat GPT」で「りんな」を思い出す

          ChatGPTがトレンドです。流行で終わるのか定番になるのか。確かに使ってみて楽しいですが、ビジネスのトレンドがどの様に変わるのかは専門家の方々にお任せするとして、初心者のたわいもない思っている事を書きたいと思います。 ChatGPTで検索でやりとりをして思いだしのは「りんな」です。 似ているようで似ていない。個人的な知的好奇心を満たすところまでは一緒なのですが、その後のビジネスまでを考えると大きく変わっていきます。 このChatGPTで会話のラリーは新しい何を生み出す

          「Chat GPT」で「りんな」を思い出す

          ビズリーチの変数項目から自分を組み立てていく事

          転職してもうそろろ2年が経過しています。お陰様で何とか続いていますがビズリーチのアカウントを残しています。以下は今、転職活動自体にネガティブになっているとか何か方法を変えてみたいと思っている方への参考になればと思い駄文ですがご一読いただければ。 ビズリーチの変数項目は(嘘にならずに)色々検証してもいいと思います。(恐らく規約で嘘を書いてはいけないとはあると思いますので、そこはご留意を) 基本無料会員ですが、年に1回から2回の割合で、履歴書や職務経歴書を見直すキャンペーンを

          ビズリーチの変数項目から自分を組み立てていく事

          『管理職になりたくない』風潮と転職時のスキル要件のこと

          4月に近づくと人事異動で昇格される方もいらっしゃると思います。 管理職になりたくないという層が一定以上いらっしゃるというアンケートを読みました。 気持ちは理解できます。 『スキルアップ』のスキルの解釈のされ方って解像度が高く(目に見える)専門的な能力ばかりにフォーカスされている様な気がします。技術的な事だったり、資格を身につけたい。違う環境で実現したい。というご意見はよく分かります。 一方で、管理職になるというのは転職する必要なく、在籍したままで出来る割の良いスキルア

          『管理職になりたくない』風潮と転職時のスキル要件のこと

          47歳、はじめての転職_69_転職初日の挨拶のこと

          今週も新しくご入社された方が弊社にいらっしゃいました。 朝礼で挨拶はあるものの、その朝礼は週に1回の為、なかなかご本人を知る機会もなく分かりません。そこで配属先の上司が各部署にお連れして「今日から営業部に配属された〇〇さんです」と皆さんに話をし、ご本人からも「〇〇です。よろしくお願いします」とご挨拶されています。 当時の私の上司は、このあたり放置でした。加えてコロナ渦でもありました為、出勤される社員も少ない。新卒で訳が分からない素振りをすることも出来ません。(47歳のおっさ

          47歳、はじめての転職_69_転職初日の挨拶のこと