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「Chat GPT」で「りんな」を思い出す

ChatGPTがトレンドです。流行で終わるのか定番になるのか。確かに使ってみて楽しいですが、ビジネスのトレンドがどの様に変わるのかは専門家の方々にお任せするとして、初心者のたわいもない思っている事を書きたいと思います。

ChatGPTで検索でやりとりをして思いだしのは「りんな」です。

似ているようで似ていない。個人的な知的好奇心を満たすところまでは一緒なのですが、その後のビジネスまでを考えると大きく変わっていきます。

このChatGPTで会話のラリーは新しい何を生み出すのか?今は検索に関する領域ですが、個人的には超個人的には検索でない領域、「探索」に何らかの筋があるのではないかと思います。何の探索か?それはズバリ”自分の探索”。

コーチングというものが世の中に出てきて約23年です。会話や対話を通して新たな視点に気づくというものです。これってChatGPTで結構面白い領域になるのでは?と思います。メンター側の経験値は職人領域だと思います。まさか共通知を得て経験値を上げる為に例えば3人がかりで人の話を聞くわけにはいきません。1対1のやりとりが基本となれば経験値の集約速度はおのずと限界が来ます。(ひとりで商売をされる分には良いと思いいますが企業体としてコーチングビジネスするには1対多の戦術領域に身を置く必要がありますね)

一方ユーザー側で考えてみると、ChatGPTであればコーチングしてくれる方に高い料金を払ってお願いする事もなく、ある程度の解決で良いのであれば「これでいいじゃん」となると思います。ましてや何らかの解決を導くわけではなく、答えは自分自身にあると引出しを促す領域なのでなおさら。このご時世で対面がマスト要件ではなくなりました。ZOOMで対応出来る事が自然です。であれば、コーチが生身の人間かどうかはあまり問題ではなくってきます。コーチングが出来たとユーザー側が思えば良いので。逆に軽い入口程度のつもりが、がっつり深みにはまってしまう危険もあるのでご注意を。
自分の名前で仕事が出来るコーチの方は別として一般領域で良いのであれば置き換わっていくのではないかと。

”高い料金”と書きましたが高いか安いかは、需要と供給なので。でも何らかの物理的な解決を目指すコンサルタントとは異なり、心理的な解決・開放をゴールとする領域に料金が発生し、決して安くない(1時間で8,000円とか、最低5回はやらないと意味がないとか)のは少しネガティブ感が個人的にはあります。この領域に「真の解決」なんて無いのです。ゴールを設定してもゴールには永遠に届かない。ゴールという”ポイント”はありません。プロセスなので継続的になってしまう怪しさもあります。人の悩みはどこまでいってもあるのです。永遠に発生します。それを何とかしたいという純粋な領域である限りは素晴らしいと思いますが、それがどこかの点で純粋でなくビジネス領域をも超えてしまう危険性があるところに、ChatGPTによるバランサーを期待したいと思っています。ChatGPTで出来るんじゃないかと思う、思いたい理由のひとつです。多分、1対1でやるコーチの方からしたら「こいつは何もわかっていない」評価だと思います。コーチの善悪でなく、ChatGPTの可能性の話としての話題を論点としたnoteですのでご了承いただければと思います。



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