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40代後半の転職の勝ち筋

私、今年で51歳になります。47歳10か月で転職しました。私の世代は第二次ベビーブーム。団塊ジュニア世代。人がとにかく多いのです。

転職35歳限界説はとっくになくなりました。これは個人的には人材マーケット業界の方が作り出していたのではないかと思います。我々の世代は母数が多いので世代くくりになるものであれば、たいてい商売になりやすいのです。転職する人の割合は少なくても、実数が多いのでそこそこの規模になりやすい。限界を設定したら応募する事も躊躇します。限界説をなくす事で応募へのハードルを意識的に低くしたのかな?と思っていました。そして結果的に競争は続きます。

そんな環境下で40代後半が転職に成功出来る「勝ち筋」を考えてみました。多分私も今後転職を考える時は、この考え方で転職活動をすると思います。


改めて、40代後半は圧倒的に人数ボリュームが多いのです。我々は同世代と勝負するのではなく、あくまでも同じスキルを持った人と勝負しています。40歳後半がダメというわけでは無く、年齢が高いと弊社で活躍していただける期間が短くなるというのもあります。また、希望年収が低い応募者が現れたら、採用側も少し考えてしまいます。どうしても応募者の年齢が高いというのはポジティブ要素にはなりにくい場面が多い。でもダメだと諦めるのは早い。自分より若い人と戦える場所はあります。


それは、あなたの応募時年齢がしっくりくる職種です。何でもかんでも若いのが良いというわけではない。応募者が若いというのが決してポジティブに判断されない職種ってあるもんです。私は転職時に「23年間の営業経験」と「2年間の内部監査経験」の2つの経験を持っていました。47歳の時、どちらのカードで戦うか?結果的に「2年間の内部監査経験」というカードで戦って何とか転職出来ました。間口がどちらが広いのか?の観点を考えました。結果論かも知れませんが、この2種類のカードで受け入れてもらいやすいのは、内部監査経験だったのかもと今になって思います。


あと、「良い方だが、ちょっと若すぎるかなあ」というのは、案外ある話です。そしてその理由は、応募者の年齢が若いというものでは無く「弊社の年齢層と比較して」という応募者にとっては知る由もない理由で判断されているケースです。こういうケースって少なからずあると思われます。だから数打ちゃ当たるではないものの、気になる会社は応募される事をおすすめします。

ただ年齢に応じた経験を積んでいる事が伝わる事が大事です。ハードスキルを明確に記載して職種経歴書を作成してください。

参考にしていただければ幸いです。

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