タローの証券外務員試験チャレンジ

証券外務員試験チャレンジ中のタローです。 50代で新たな挑戦として資格取得を目指しま…

タローの証券外務員試験チャレンジ

証券外務員試験チャレンジ中のタローです。 50代で新たな挑戦として資格取得を目指します。 証券外務員試験についてnoteに綴っていきます。 勉強で学んだことを共有していきますので ぜひご覧下さい。 「保有資格」 FP2級2023年9月合格

最近の記事

株式会社の機関について

ここからは、株式会社の機関について勉強していきます。 まずは、株式会社の概要から。 株式会社の概要 株式会社は株式を発行して資金を調達。 出資して株式を取得する者が株主。 会社の基本的事項は株主総会で意思決定されるが、実務的には 取締役や代表取締役が行います。 株式会社が適切に運営されているかチェックする のが監査役です。 株式会社は、財務諸表を作成して活動成果を 株主総会で報告します。 株式会社の機関 株主総会 取締役 取締役会 監査役 監査役会 会計監査人 など

    • 株式の譲渡について

      株式の譲渡の自由、定款による制限 自由な譲渡とその制限のポイント 株主の投資の回収の方法は、株式を譲渡することになるため、 株式には強い譲渡性が必要になります。 また、望ましくない株主を排除するために、会社はこの譲渡性に 制限を加えることができます。 会社が発行する全部、または一部の株式にだけ譲渡の制限を することもできます。 譲渡制限の定め 株式の譲渡が制限されると、株主が投資を回収するのが 不便になるのて、譲渡制限を新たに設定する定款変更手続きは 厳格です。 自己

      • 株式と株主の権利について

        ここからは、株式の分割、併合などについて勉強して いきます。 株式の分割 併合 無償割当て、消却 株式の分割、併合 1株を分けて複数の株式に分けることを株式の分割といいます。 一方、複数の株式をまとめることを株式の併合といいます。 株式の分割の特徴は、 1株を分けて複数の株式にすることで、発行済み株式は 増えますが、1株当たりの実質的な価値は小さくなります。 株式の分割は取締役会の決議で決定されます。 株式の併合の特徴は、 複数の株式をまとめることで、 より少ない数の

        • 株式会社法概論について

          次に、株式会社法概論について勉強していきたいと思います。 このパートでは、会社に関する一般論や、株式会社の特徴、 設立手続き、株式の発行、株主の権利などを勉強します。 会社の種類 会社法では、次に4種類の会社の種類があります。 1、株式会社 2、合名会社 3、合資会社 4、合同会社 株式会社の社員は、会社の借金などの債務に関しては 全く責任を負いません(有限責任) 合名会社の社員は、会社に対して出資義務を負うだけでは なく、会社の債務に対して直接、連帯、無限の責任を負

          金融商品の勧誘 販売に関係する法律

          前回までは、金融商品取引取引法について勉強していきましたが、 ここからは、その他の法律について勉強していきたと思います。 金融サービスの提供に関する法律 (金融サービス提供法) 説明義務 金融商品販売業者は、金融商品の販売が行われるまでに 顧客に対して重要事項を説明する必要があります。 重要事項の説明に関しては、書面の交付による方法もありますが、 顧客の知識、経験、財産に状況及び、金融商品の販売に係る 契約を締結する目的に照らして、その顧客に理解されるために 必要な方法や

          金融商品の勧誘 販売に関係する法律

          金融商品取引法

          先日までは、金融商品取引業の行為規制について 勉強しましたが、本日は「金融商品取引所の適切な運営の 確保」、「市場阻害行為の規制」について勉強していきたい と思います。 投資者保護基金 投資者保護基金の目的は、 金融商品取引業者の破綻時に投資者を救済し、 市場機能の連続性を維持するために金融商品取引法では 投資者保護基金という制度を設けています。 基金の会員は金融商品取引業者に限定されており、 第一種金融商品取引業者は、原則いずれか1つの基金に 加入しなければなりません

          金融商品取引法

          金融商品取引業の行為規制 次に、金融商品取引業の行為規制についてです。 金融商品取引業者には、守らなければならない義務や 規制がありますので、その部分を解説していきたいと思います。 一般的義務 誠実、公正義務 金融商品取引業者などは、顧客に対して、 誠実かつ公正に業務を遂行しなければならないとされています。 広告規制 広告等をする場合にも一定の表示を義務付けています。 利益の見込み等について著しく事実に相違する表示や、 著しく人を誤認させる表示をすることを禁止していま

          金融商品取引法

          ここからは、金融商品取引法に ついて学習していきます。 金融商品市場 金融商品市場は、有価証券の「発行市場」「流通市場」 から成り立っています。 発行市場 資金を調達したい人(企業、国、自治体など)が 株式や債券などの有価証券を発行して長期資金を 調達する場をいいます。 流通市場 投資家などの有価証券を購入する者が、購入した 有価証券を換金する場をいいます。 この発行市場、流通市場は密接に結びついており、 金融商品取引法はこの2つの市場が公正、円滑の機能するよう 規

          先物取引(証拠金制度、商品先物取引の制度概要)

          先物取引を勉強するうえで、触れておかなければ いけないのが証拠金制度です。 市場デリバティブ取引では、共通の制度ですので ポイントを絞って解説していきたいと思います。 最後には商品先物取引の制度概要についても 解説しますのでよろしくお願いします。 証拠金制限について 市場デリバティブ取引には、 証拠金制度と値洗い制度があります。 証拠金制度 取引を行った日の翌営業日に証拠金を 差し入れる制度。 値洗い制度 先物取引において評価損益が発生した日の 翌営業日にその損益の受

          先物取引(証拠金制度、商品先物取引の制度概要)

          先物取引

          ここからは、指数先物取引についてです。 まずは、指数先物取引とは、どのようなもの なのか、種類はどのようなものが あるのかを見ていきたいと思います。 指数先物取引の種類 ①日経225先物 日経平均株価を対象にしている。 ②日経225mini 日経平均株価を対象として、日経225先物の 10分の1の取引単位での取引が可能。 ③TOPIX先物 東証株価指数を対象にしている。 ④ミニTOPIX先物 東証株価指数を対象として、TOPIX先物の 10分の1の取引単位での取引

          先物取引

          ここからは、先物取引のパートについて解説して いきます。 このパートでは、先物取引の内容や特徴などを理解します。 そのうえで取引手法、活用方法なども確認していきます。 先物取引 先物取引とは、特定の商品を将来のあらかじめ定められた 期日に、現時点で定められた価格で売買することを 契約する取引をいいます。 この契約では、買方は売方より期限日に 対象の商品を定められた価格で購入する 義務があり、売方は買方へ売却する義務を 負うことになります。 先物取引の特徴 先物市場は

          債券業務

          債券投資計算 次に債券投資計算について解説します。 債券投資で必ず見聞きするのが、 「利回り」です。 利回りには、「最終利回り」、「応募者利回り」、 「所有期間利回り」、「直接利回り」があります。 最終利回り 投資者が最終償還まで債券を保有していた場合に 年利子と1年あたりの償還差損の合計額の投資元本に 対する割合をいいます。 投資者は、通常最終利回りで投資の判断をします。 計算式は… {利率+((償還価格-購入価格)÷残存期間)÷購入価格}×100 例題 利率

          債券業務

          本日は、債券売買手法から解説していきます。 債券売買手法 債券の売買の基本の手法は、売切り、買切りです。 金融機関などの法人投資家は数銘柄を組み合わせて 売買することが多いです。 入替売買 保有銘柄を売却して、別の銘柄を購入するなど、 同時に売り買いをすること。 一般的に短期債よりも長期債のほうが、 金利の変化に対する価格変動性は大きくなる。 市況観に基づく入替では、 将来、金利低下を予測した場合、 短中期債から価格変動性の大きい中長期債へと 長期化の入替えが有利。

          債券業務

          債券の発行市場 次に、債券の発行市場とその関係性について 解説したいと思います。 債券の発行市場における4者とは… 発行者 投資者 引受会社 社債管理者 この4つに分類されます。 その中でも引受会社とは… 有価証券の販売を目的に有価証券の発行者から全部、 一部を取得する買取引受会社のことをいいます。 引受会社は引受責任の分散のために複数の会社が集まって 引受シンジケート団を組んで共同で引受業務にあたります。 地方債、政府保証債の引受シンジケート団 →銀行などの金融機

          債券業務

          債券の基本 本日から債券のパートを勉強してみました。 皆様は債券と聞いたら、何を思い浮かぶでしょうか。 初めて聞いたという人もいれば、聞いたことはあるけど 詳しくは知らないという人もいることでしょう。 このパートでは、自分自身で勉強して理解したことを 解説していきたいと思います。 そもそも「債券」とは、国や事業会社や金融機関が資金を調達する 手段の一つとして、発行する証券をいいます。 国が発行する債券を「国債」といいます。 たぶん国債と言えば聞いたことがあるのではないでし

          株式業務 続き

          株式の売買の種類 次に株式の売買の種類ですが、 「決済日の違いによる区分」「信用供与の有無による区分」 「売買立会市場によるか否かの区分」に分けられるそうです。 決済日の違いによる区分 「決済日の違いによる区分」には、売買契約が締結した日に 受渡決済をする取引をする当日決済取引や、契約締結から 3営業日目の日に受渡決済する普通取引。 ちなみにこの普通取引が一般的なものになるみたいです。 最後は発行日決済取引があります。 大まかにこの3つの取引があると覚えておけば良い感