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子育てはVUCA



「自分の子どもにどう向き合ったらいいのかわからない」
「子どもの将来の事を考えると不安」
「何が本当に良い子育てなのかわからない」




こんにちはくじわわです。

皆さんはVUCA(ブーカ)という言葉をご存知ですか。


「これからはVUCAの時代がやってくる」といった使われ方で、最近よく耳にするこのVUCAというワード。教育業界でもOECDが発信したことをきっかけに、よく取り上げられる言葉となっています。



今回の記事では、このVUCAというキーワードを中心に、これからの時代の子育てについて一緒に考えていければと思います。



VUCAとは


VUCAとはそれぞれの頭文字をとった言葉で、



V:Volatility(変動性)
U:Uncertainty(不確実性)
C:Complexity(複雑性)
A:Ambiguity(曖昧性)



を意味しています。


VUCAは元々、冷戦終結によって従来の核兵器ありきの戦略から不透明な戦略へと変わった1990年代の状態を表す軍事造語だったそうですが、急速に発展をつづける現代において、将来の予測が不可能という意味で改めて取り上げられている言葉です。



「VUCAは(本当の意味で)よくわからない!」



そんな覚え方でも大丈夫だと思います。




VUCAの時代には哲学的思考が必要



では、そんなよくわからない時代にどう向き合っていけばよいのか。


くじわわは哲学的思考だと考えています。


記事の冒頭で「OECDが発信したことをきっかけに…」と触れましたが、ここで改めてその部分を深堀していきます。


OECDの「OECD Education 2030 プロジェクト」という報告の中に、こんな1文があります。


「VUCA」(不安定,不確実,複雑,曖昧)が急速に進展する世界に直面する中で,教育の在り方次第で,直面している課題を解決することができるのか,それとも解決できずに敗れることとなるのかが変わってくる。新たな科学に関する知識が爆発的に増大し,複雑な社会的課題が拡大していく時代において,カリキュラムも,おそらくは全く新しい方向に進化し続けなければならないだろう。


何だか難しいので簡単にまとめると、「VUCAの時代において、SDGsのような問題に対して向き合っていくこれからの世代には、自らの「学びの羅針盤」を設定することが大切です」という内容になります。



つまりこれからの時代、「自ら考え不確定な物事に向き合っていく事が大切だ」という事になります。



その時に大きな助けとなるのが哲学的思考です。


哲学的思考というと奥がとても深そうですが、



「くじわわ流哲学的思考」はシンプルです。


「あれ?これって何でだっけ?」



これだけで十分です。


何か問題にぶつかった時、「なんでこれをしているんだろう」「なぜこれが良いのだろう」と問いただすことが大きな助けとなります。


そしてそこを出発点として、

「こうした方がいいのでは」
「これも面白い」

といった方広がるきっかけが生まれます。


まずは「あれ?これって何でだっけ?」

これから始めてみてください。



(本気で哲学思考を取り組みたい方は以下おすすめ本です)

(くじわわは飛ばし読みをした後、積読コーナーへ行きました)





くじわわ的まとめ


VUCAとは「よくわからない」という事
いろいろと子どもに相談してみましょう。
そして、一緒に「あれ?なんで?」と哲学的に考えて自分で物事に取り組める力を育みましょう。



としてまとめさせていただきます。

あまり長い分は読む気が失せるので構造上短くしています。言葉足らずなところはお許しください。



今回は、これからのVUCAという時代においてどのような教育が良いのか考えました。


不確実だからこそ、誰かに振り回されるわけでもなく、自ら考え親子共々一緒に育っていく。



そんな子育てに繋がれば幸いです。




おすすめ書籍


・TRICK

シリコンバレーのゴッドマザーと称される著者による書籍
娘さんがYouTubeのCEOだそうです。
沢山の実践書を読んできましたが、ここまで共感したのは初めてです。
かなりおすすめの一冊。




最後までご覧いただきありがとうございました。


参考になれば「スキ」をしていただきますと幸いです。

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