くじわわ【ペアレンティング】

ペアレンティングの知識を私的な見解で。※現在育休中 / 男性(29) / 保育士、幼稚…

くじわわ【ペアレンティング】

ペアレンティングの知識を私的な見解で。※現在育休中 / 男性(29) / 保育士、幼稚園教諭一種、小学校教諭一種

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板挟みにされる子どもたち【小1プロブレムを考える】

皆さんは小1プロブレムをご存知でしょうか。 その小1プロブレムたるものが、また、文科省にて梃入れされようとしています。以下の記事にて、分かりやすく取り上げられていますので(くじわわの記事を読んだ後で)お時間ある方は是非、ご一読下さい。 本日はこの”小1プロブレム”について、くじわわ的見解を述べさせていただきます。 まず最初に、 この問題に対しては、もちろん「小学校の現場を変えるべき」という長期的な課題はありますが、今回の記事では、今を生きる子どもたちのために、「どのよ

    • 隈研吾展から子育てを考える

      こんにちはくじわわです。 先日私は、東京国立近代美術館で行われている「隈研吾展~新しい公共性をつくるための(ネコ)の5原則~」に行ってきました。 「東京2020オリンピック」の新国立競技場を設計したとして有名な隈研吾さん。 今回の展覧会では、「孔」「粒子」「ななめ」「やわらかい」「時間」という隈氏が考える5原則のそれぞれの視点から、建築への思いが語られていました。 本記事では、その展覧会を通して、保育や子育てに関連付けて、私がに思ったことを雑記的に

      • 子どもの普通をつくる【幸福論から考える】

        「将来の子どもの事が不安」 「どうすれば幸せに暮らせるのか」 「VUCAの時代にどうすれば幸せを見つけられるのか」 こんにちはくじわわです。 今回の記事では、子どもの将来の幸せについて、身近に居る大人がどのように関与できるのか一緒に考え、くじわわ的見解を述べさせていただけたらと思います。 まずは、幸せとは何なのか。 今回は、「三大幸福論」と呼ばれている、ヒルティの『幸福論』(1891年)、アランの『幸福論』(1925年)、ラッセルの『幸福論』(1930年)を軸に、かな

        • 自立とは

          こんにちはくじわわです。 「子どもを甘えさせ過ぎはていないか」 「これは甘やかし?甘えさせ?」 「怒ってもいいの?」 「ちゃんと自立できるのだろうか」 「自立」 子育てをしていて悩みが尽きないこの項目。 何を基準に考えればいいのか、 どこまで親がやってあげればいいのか、 今回は実際の保育現場や様々な研修で培った くじわわの私見を述べさせていただきます。 どこまでの自立が必要性か まず、どこまでの自立が必要なのか。 保育園では、就学に向けて 小学校で困らない

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        板挟みにされる子どもたち【小1プロブレムを考える】

          子育てはVUCA

          「自分の子どもにどう向き合ったらいいのかわからない」 「子どもの将来の事を考えると不安」 「何が本当に良い子育てなのかわからない」 こんにちはくじわわです。 皆さんはVUCA(ブーカ)という言葉をご存知ですか。 「これからはVUCAの時代がやってくる」といった使われ方で、最近よく耳にするこのVUCAというワード。教育業界でもOECDが発信したことをきっかけに、よく取り上げられる言葉となっています。 今回の記事では、このVUCAというキーワードを中心に、これからの時代の

          子どもを甘く見ない

          皆さんは子どもは未熟なものと考えてはいませんか。 それを理由として、何でも大人が手助けをしてあげてはいませんか。 「教育」という言葉で無理難題を押し付けていませんか。 記事をご覧くださりありがとうございます。 今回は「子どもを子どもとして甘く見ない」 というテーマで話させていただきます。 まず皆さんは、 フィリップ・アリエスの「小さな大人」という言葉をご存知でしょうか。 フィリップ・アリエスはフランスの歴史学者。主著は『《子ども》の誕生』『死を前にした人間』『日曜

          子どもの運動って何をすればいいの【3・4・5歳】

          記事をご覧いただきありがとうございます くじわわです。 今回は、前回の記事をさらに深め、 3・4・5歳時におけるそれぞれの年齢に必要な運動を 更に細かく解説させていただきます。 本記事の活用方法としては、 「36の基本動作が大切なのはわかったけど、 多すぎてどれから取り組めばいいのかわからない」 という方向けに、 前回の記事に記載した36の基本動作を参考にしながら、 その中でも、3・4・5歳別に「その年齢に必要な運動」を より限定的に伝えていきます。 今回は文

          子どもの運動って何をすればいいの【3・4・5歳】

          子どもの運動って何をすればいいの?

          「すぐ転ぶんです。運動神経悪いんでしょうか」 「スポーツは何をさせればいいですか」 「いつの時期から(運動系の)始めると良いですか」 記事をご覧いただきありがとうございます。 保育士のくじわわです。 今回のテーマは子どもの運動です。 とても大きな内容なので、 今回は「子どもの運動」における運動の 理論的な部分をお話させていただきたいと思います。 私自身、高校をスポーツコースで卒業した事もあって、就職一年目から、担任業の傍ら、運動遊びの先生をやっていました。また、私の家

          子どもの運動って何をすればいいの?

          自己紹介

          はじめまして。 現在、都内の某保育園にて保育士をしております。 保育士の「くじわわ」といいます。 最近は増えてきましたが、 まだまだ珍しい男性保育士です。 厚生労働省の調査(2019)によると 保育士の登録数は全体で159万8556人。 (男性:7万8080人、女性:152万476人) つまり、男性保育士に出会える計算は「約21分の1」の確立です。 色々な犯罪の事もあっていいイメージは中々持たれにくいですが、 一応出会える確率的にはかなり低く、 もし居たら、ラッキーと思っ