見出し画像

【経営層・人事部必見!】企業が不妊治療と仕事の両立支援に本気で取り組んだ方が良い4つの理由

11月1日に「不妊治療と仕事の両立に関わるお悩み相談サービス『HEARME(ヒアミー)』」 をリリースさせて頂きました。 リリースと同時に福利厚生パッケージ「WELBOX」を展開している株式会社イーウェル様と の提携も発表させて頂き、同社が抱える 1,135 社の従業員様に HEARME をご利用頂けるよう、段階的にリリースを進めています。

弊社は「不妊治療で退職を余儀なくされる方ゼロの社会を実現する」というミッションを掲げています。その背景には、不妊治療と仕事を両立出来ず、不妊治療に取り組む方の 16 %が退職を余儀なくされているという実態があります。 両立に悩み、職種を変更したり、お子さんを持つことを諦めた方まで含めると、実に30 %以上の方が影響を受けています。
また弊社が不妊治療をされている方約 200 名を対象に独自に行ったアンケートでは、80 %以上の方が「不妊治療と仕事の両立が難しい」と回答されました。4.4組に 1 組の夫婦が不妊の検査・治療を行う現代。実はあなたの身の回りにも不妊治療と仕事の両立に悩んでいる同僚がいるかもしれません。

不妊治療と仕事の両立が可能な社会を作っていくには、企業の皆様の理解・応援が不可欠だと考えています。
2022 年 4月に不妊治療が保険適用になったことも後押しし、セミナー等を行う企業は増えてきた一方で、単発のセミナーだけでは、不妊治療と仕事の両立がしやすい職場環境を作ることは難しいと感じています。 不妊治療と仕事の両立がしやすい職場環境を作るには、不妊治療と仕事の両立に悩む従業員が抱えている課題を正確に把握した上で、その課題を解決する為に効果的なソリューションを考え、実行していくというアプローチを地道に、丁寧にしていくしかありません。
HEARME は、企業が「不妊治療と仕事の両立に悩む従業員が抱えている課題を正確に把握する」ことをサポートする為に設計されており、弊社のピアサポーターが不妊治療と仕事の両立に関わるお悩みをお伺いし、それを個人が特定できない形式のレポートで所属の企業にフィー ドバックさせて頂くサービスです。 ピアサポーターは全員不妊治療経験を持つ為、不妊治療に悩む方にも安心してご相談頂けると 同時に、企業の皆様にとっても以下のような期待効果があると考えています。

1 自社従業員の不妊治療実態を把握できる


不妊治療というテーマのセンシティビティもあり、企業が従業員の不妊治療実態を把握するのは簡単ではないケースもあると思います。 不妊治療当事者がその実態を打ち明けられる相手は限られており、一人で抱え込んでしまう方や、相談出来ても直属の上司の方のみというケースが多いのではないかと思います。
しかし上司の方も不妊治療をしている部下を持った経験がないと、どうサポートしてあげたらいいか分からず、結局具体的な対応策が見出せないまま時が過ぎている、ということも少なくないのではないかと想像します。HEARME をご利用頂ければ、不妊治療をされている従業員の皆様の抱えている課題の抽出が 可能となると共に、弊社はその課題に対するソリューション提言~実行支援までサポートさせて頂きますので、不妊治療と仕事が両立可能な職場環境の実現確度を高めることが出来ると信じています。

2 不妊治療による望まない退職を最小化できる

前述の通り、不妊治療に取り組む方の16 %が退職を余儀なくされているという実態があります。 退職面談の際に「不妊治療が原因なんです」と打ち明ける方は少ないはずですので、企業として不妊治療による退職が課題として顕在化していないケースも多いと思います。しかしながら、不妊治療に取り組まれる年代のボリュームゾーンである 20 代後半~ 40 代前半の従業員は企業にとっても貴重な戦力であり、こういった方が望まぬ退職をすることで失うこれまでの育成コスト、 及び後任の採用コストは日本全体で年間 2000 億円を超えるとの試算もあります。 不妊治療と仕事の両立に悩む従業員の実態を早期に検知し、それに対して適切なソリューショ ンを実行していくことで、望まぬ退職を最小化し、人材コストを最適化出来ると考えています。

3 中長期的な女性管理職比率の向上が期待できる

2023 年 6月に「2030 年までにプライム市場上場企業の女性役員比率を 30 %にする」という 目標が政府から示されました。 不妊治療に取り組まれる年代の従業員が働きやすい職場環境を整備し、会社に対するロイヤリティを高めることは、将来的な女性管理職・役員比率の向上に繋がっていくと思います。
また、不妊治療含めたライフイベントや健康課題と仕事を両立しながらキャリアを積み上げた生え抜きの従業員から管理職、役員が輩出されるという流れがメインストリームになれば、女性のキャリア問題でよく語られる「ロールモデルがいない」という課題も徐々に解決されていくのではないかと思います。

4 企業ブランディングに活用できる

昨今の DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の潮流を受け、多くの企業で「女性活躍推進」が掲げられるようになった一方で、その具体施策の実行状況は企業によって まちまちな印象があります。 女性活躍推進に優れた上場企業が選定される「なでしこ銘柄」や不妊治療と仕事の両立がしやすい環境整備に取り組む企業を認定する制度「くるみんプラス」を取得した企業を含む一般企業の実に 60 %以上が、不妊治療を含む女性のライフイベントへを課題意識していないという データもあります。
一方で「ESG 投資」が最近注目を集めていますが、ESG の取組度合と企業業績は相関していることがデータでも示されており、海外の投資家を中心に ESG の取り組みに積極的な企業に 投資を行う事例が増えてきています。HEARME 含めた具体施策の導入を通じて、女性活躍を本質的に後押ししていることを対外的にアピールすることは、IR、採用、広報等、様々な観点で企業にとってメリットが大きいので はないかと考えます。

本投稿をご覧頂き、HEARME 含めた弊社の不妊治療と仕事の両立支援サービスにご興味を持って頂けた方はぜひ HP のお問合せフォームよりご連絡頂けましたら幸いです。

弊社 HP: https://xnkyx.hp.peraichi.com/gypsophila

一人でも多くの方がこの課題や現状を理解し、応援して下さる社会を作っていけるよう弊社としても歩みを加速していきたいと思います。
もしご共感頂けた方はぜひ「いいね」を押して頂けましたら幸いです!

最後までご覧頂き有難うございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?