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The Beatles - All My Loving / オール・マイ・ラビング - 1963

ビートルズの曲は、本当にたくさん好きな曲がありすぎて、
その時々の気持ちというか心理状況とか、まあ一口に言ってその時々の気分で、ヘビロテで聞きたい曲、なんとなく今の私の気分的BGMとか…

「A Taste Of Honey」1963

頭の中で、いきなり壊れたレコードが鳴り出すように流れたり、ふと思い出したり、思い出と共に蘇ったりで、そんなこんなで多分、ファンの皆さんも同じだと思いますが、コレという一曲を選ぶのがとても難しいのだけれども…

「Mr Moonlight」1962

この曲は、ちょっと特別な気持ちになると言えば、そうなのかな~何か思い出があるのかというと、実のところそうではないのだけどw

なんていいますかねぇ、子供の頃によく耳にしてて、ビートルズという名前を認識するより以前に、聞いていて好きだった曲だからってのがあります。

close your eyes〜♪

(こぉーじょらいっ〜!! っと子供の耳にはそう聞こえた)
このポールの歌い出し部分と、ジャカジャカジャカと鳴る
ジョンのリズムギターの独特なリズムを聞くと…

パァッ! っと、なんか感情と表情が反応して、子供の顔に戻って、涙と笑顔が自然とこぼれちゃう。

・・・みたいな。

うん。なんか、自然と涙が出ちゃうんです。嬉しいとか悲しいとかそういうのではない涙。何か子供の頃に大事にしていた、秘密の宝物を見つけた感覚・・・なのかな?

「All My Loving」1963

この動画は画像粗いのですが、本家(公式)にはないし、他にももう少しクオリティの高い画像のバージョンあるんですけども、三人の手元が見れるのであえて選んでみた。

ビートルズの初期の頃の曲って、とにかく短い。
でも、だからこそいいのかな…あっという間に楽しい時間は終わってしまって、余韻に浸る暇さえないけれども、その一瞬だからこそ輝けるトキメキがそこにあったりする。

この曲はそうですね。やはり、小学中学生でも簡単に歌える英語で、歌詞も翻訳するには楽なほどでw
曲としてはシンプルだと思うのです。

でもポールのヴォーカル…この曲を印象づける、リズミカルな部分を支える、ジョンのリズムギター。アクセントを付け加える間奏部分のジョージのギターソロ。もち、リンゴの軽快なドラム捌きもねっ そして、ジョンとジョージのコーラス。二番に入ったところで、ジョージと歌い出すところ。

とにかく最高に素敵♪

この動画の4人の、モンチッチみたいにきれいに揃った前髪。
くしゃくしゃに乱したくなってしまう私なのであった…

「The Night Before」1965

先日youtubeでビートルズの「何がすごいのか」っていうことを語っている人がいて、その動画へのコメントの中に…「未だにビートルズの何がどういいのか解りません。誰か教えてください」みたいなことを書いている人を見かけたのでした。

「Help!」1965

でもそれって、好みか、好みでないかというような感性の問題でもあるんで、無理に良いところを探さなくても、知ろうとしなくても、ええのではないか?? 合わないなら別にスルーで・・・と思ったりしてしまう。

たまに自分の好きなものの良さを人に知らしめようとして、アツく語って「良さをわかりやがれ!」と押し付けてきて、「この良さがわからない君たちってカワイソス」みたいな…そんなことやる人もいないことはないけど。

「Paperback Writer」1966

ビートルズのどこが好きですか? なら答えられるけどね。

私は楽器を引くことのできない人間なんで、バンドの音楽の音たるそれらについて語ることはできない。

もちろんドラムがリンゴでジョージはリードギター、ポールはベース時々ギター・ピアノ、リーダーのジョンはリズムギター時々ハーモニカ・オルガン(ピアノ)。

「Hey Bulldog」1969

各自の音を聞き分けることが出来るほどの、耳はもってないのよ。ビートルズに関しても感性で聞いてますって感じ?

そうですね、このイントロがたまらないとか…
このフレーズ、この間奏のギターソロが好きとか…

そういうのは思うに思うし語れるけど。どちらかというと、やはり歌含めて曲全体を聞いているので、テクニックのこととか専門的なことはわからんです。

まあ、ビートルズ博士と言われるような人と違って、知識浅いミーハーな、なんちゃってファンなので、詳しいことは他の人にお任せします。

「Eleanor Rigby」1966

私が生まれとき、ビートルズはまだ活動中というか絶頂期だったけど、来日したときには幼児で、ちゃんと聞いたのはその後。でも、まだ好きとか、夢中になるとか、それはなかった。それでもよく聞く音楽、街中やラジオで聞こえてくる、言葉の意味のわからない異国の音楽という位置付け。

認識はしていたけれども、とくに興味はそそられず、耳馴染みのある親しんでる音楽って、そんな感じ。日常のBGMというのかなあ…

「While My Guitar Gently Weeps」1968

ちゃんと聞くようになったのは、他の洋楽より遅くて。中学になってからだったかなあ・・・ビートルズとしてよりもソロとしての彼ら、ポールならウィングス、ジョージはジョージとして、単体で聞いて、それ以前から好きだったけれども(ジョンは育休中だったか)。

逆にそんな風にイージーリスニングとして、当たり前のように子供の頃から聞く機会の多い音楽だったから、そそられなかったのかもしれないけど。

「Eight Days A Week」1964

何がきっかけだったかというと映画「ヘルプ」と「アニメ・ザ・ビートルズ」にはまってからかな~
※これは別記事にまとめます

とりあえず私からしてビートルズの良さって、

・初期の頃の曲は中学英語で理解して歌えるということ
・リズムが乗りやすく単調で子供でも歌えるということ
・シンプルでそれでいて奥深いサウンド
・ポールとジョンのツインボーカル
 (どちらもメイン歌えて、ハモリも出来て、二人の組み合わ  せ最高。勿論ジョージのコーラスもあってこそ)
・全員が歌える
・コーラスとハモリの素晴らしさ
・4人のキャラが立ってる(それはアニメや映画の影響か)
・マザーグースっぽい童謡的な歌からハードロックまで
 曲のバリエーションが多種多彩で幅広い

初期の頃はカバーも多いし、似たような曲もあることはあるんだけどね。とにかく聞いてて楽しい気分になれる。楽しく聞けてリズムに乗れる・・・そんな感じ。

「I'm Happy Just To Dance With You」1964

中期のも後期のこだわり系も好きですが、初期あってこそだと思うし、そして私はジョージが大好きでござる💛
いや全員好きだけどもさ…

でもって、ビートルズの曲を全曲知っているかと言われれば、たぶん知らないw 

何故って、アルバムは青盤と来日記念版の二枚しか持ってなかったから。中学生のお小遣いでは高かったのですよ<レコード レンタルレコード借りてきて、テープに録音して、そんな感じでしたから。

「Girl」1965

ビートルズ以外にも好きなミュージシャンはいたから、全曲全アルバム制覇はしなかったんですね。無理だった。
でも、レコード持ってなくても、ラジオや有線放送、千葉テレビの昼間に流れてたり、喫茶店とかで聞くことは出来たりなんかするし。

なので、聞いたことはあるけど曲名が解んないっっ
一致していない曲もあるはず。

「I Feel Fine」1964

それでもビートルズは、なんか特別な存在。ビートルズの軌跡みたいな番組も観たし、ビートルズ展みたいなのがやっていると行く、そしてなんか感動してうるうるするw

リンゴが来日した時もドームに行ったし、ジョージとクラプトンが来日した時も行った。ポールももちろん!

George Harrison & Eric Clapton Interview Japan

ジョンは・・・軽井沢の万平ホテルに行った時、
「ああ、ここでヨーコとジョンが写真撮ってたー」
とうるうるしたり、銀座の「樹の花」に行って、ジョンとヨーコの席に座って一人で感動に浸ってたり…

そんなミーハーな感じw

なんだろうな~たぶん子守唄みたいなものなんでしょうね。
私にとっての彼らの曲って言うのは…
幼少時より彼らの音楽が身近にあったというか、時代的に背景として、常にそこにあったので、年上の友人の中にはビートルズエイジで、武道館のコンサート行きたかったけど、高校生だったから許してもらえなくて行けなかった…悔しいって言ってる人もいたし。

「Penny Lane」1967

でも、そんな彼女は結婚して本郷三丁目に住んでいたので(春日よりなので東京ドームに近い)、ポールが来日したとき…偶然買い物帰りに、公園前にポールとリンダに遭遇しちゃったんですよ! 

真砂小学校だったかな? 友人の横をリムジンが通り過ぎたかと思うと、小学校の前にそのリムジンが止まり、ポールとリンダが降りてきて、小学校に入っていったのだそう。

あまりのことに彼女は茫然(彼女はポールファン)。口をあんぐり開けて、その場にフリーズしてしまったそうな。
だって、ずっと憧れてた人ですからね。花の女子高校の頃に夢中になって、行きたくても禁止されて行けなかった、たった一度の来日コンサート。
ほんの数メートル先に、その憧れのポールが…ですよ。奇跡的な出会い。

「I Want To Hold Your Hand」1963

だけども、あまりの衝撃に固まってしまい、「ずっと、ファンだったんですぅ!」とは行けず終い。
まあ、おつきのボディガードがたくさんいたそうですし。
なんか小学校があったので、ドームでのコンサート前に急遽訪問って奴だったみたい。今の時代ならスマホで撮影されてたでしょうが、当時は携帯すらもありませんでしたからね。

Live At Nippon Budokan Hall, Japan (1966)

やはり別の年上のお姉さまで、ビートルズの全アルバムが花嫁道具です、なんて人もいたかなw

あと友人のお姉さんが、ビートルズシネクラブ(公認FC)に入っていたので、フィルムコンサートに連れて行ってもらったりしたかな。そこでちょっとしたグッズも購入したかしら。

んでもって、お姉さんはジョージのファンだったので、オリピアと再婚してダーニが生れた時、ベビーグッズを手編みしてギフトしたならば、なんと! ジョージから返事が届いたのです! さすがジョージ! 手紙自体はタイプライターで売ったものでしたが、直筆サイン入りです。
その手紙をコピーして頂いたのですが…

無くしてしまった私ってっっっ 超絶ダメな奴(T-T)

「From Me To You」1963

さて…ビートルズの話はとりあえず、いったんここまで。

また別に改めて書くことにします。



F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/08/24 掲載記事より転載


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