Pink Floyd - Money / マネー - 1973
好きになるバンドや、グループのジャンルなどは特に気にしていず、これといったこだわりもない私ですが、カンサスとかフロイドが好きということを鑑みると、ああ…私ってやっぱプログレ好きなんだなあって実感します。
とにかく、このアルバム「狂気(The Dark Side of the Moon)」を聞いたときの、あの衝撃的なインパクトと言ったら無かったなあ…
もう素晴らしい! 何コレなアルバム。ちなみに、1973年発売のアルバムです。
一つひとつの曲も、もちろん完成度高くていいんだけども、とにかく一つの曲がピースとなり、それがアルバムとして
全体像を形作る一つとして構成され、並んでいることで、
絵画のように素晴らしい、音感芸術の世界を醸し出していてりする。
まさに傑作中の傑作。素晴らしいの一言に尽きる!
確かビルボードチャートで、10年間ずっと50位以内にチャートインしてたんではなかったっけ? (ちょっと記憶があやふやです)
とくにこの「マネー」
「Money」1973
冒頭のチャリーンチャラチャラ…
キャッシャーの音、コインをジャラジャラとさせる音、こんな音を音楽に取り入れたのって、フロイドが初めてじゃね? お金の音はみんな好きやしー(心がよこしまな欲望で汚れとるなっっ)
楽器ばかりが楽器じゃないですぜ! 楽器と音や自然音(波の音とか鳥の声とか)ばかりが、音楽に取り入れられるものではないですぜいって、何かそんな新発見な新目線で語られたサウンドで、当時はとても斬新でした。
でも、それ以前にも…そんな風に自然界にある音とか、楽器以外のもので演奏した音や、工夫した音を入れたりとか、そういうこと既にやってたバンドも勿論いますけどね。
けど、曲の中での割合は少しというか、ちょっと入れてみました程度だったように思う。
「Time」1973
そして「タイム」
これまた斬新つーか~目覚まし時計の音とか、チャイムの音とかメトロノームがめちゃくちゃいい味出してるの。
これは公式にライブのもあるんだけど、やはりレコード(CDだ今は)の音で聞くのが最高に良い。
淡々とした少し突き放したような声の、ギルモアのボーカルもいいのよね。
それと1979年発売の「ウォール」
音楽好き音楽ファンという人は、(プレイヤーだったりサウンドを作る人なら特に)フロイドの「狂気」と「ウォール」のアルバムは一度は聞かないとダメよー!!って思う。
これ聞いてないなんてもぐりよー!
聞いていないのに音楽語るなー!!
聞きなさいよー 聞かなくちゃダメよー!
ってな二枚。
「In The Flesh?」1979
「The Wall」1979
そうですね、ライブで聞くというより、アルバムだけでも堪能できるかな…フロイドの場合は。
今はもう活動はしていないけれども、ロック史上もっとも偉大なバンドのひとつであり、サウンドの魔術師的なグループといっても過言ではないと思うのです。
して、上記のアルバムだけでなくて、他にも素晴らしいアルバムや良い曲がたくさんありますのです。
「Arnold Layne」1967
こちらがデビューシングルですね。
「See Emily Play」1967
「Julia Dream」1968
「A Saucerful Of Secrets」1968
「Atom Heart Mother Suite」1970
はい、機会があったらば…して、興味を持って頂けたら、是非とも他のアルバムも色々と聞いてみて下さいましなー
ちなみに最近、28年ぶりに集結したんですよね。詳細は下記の記事にて。
でも、ウォーターズがアレな発言もしたりして、ヲイヲィな事態にもなっていたりする…むむ。くまったもんだ。
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2020/09/15 掲載記事より転載
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