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福祉の最終的な役割って、「文化」や「風土」をつくることなのかもしれない

一昨日の婚活支援。
たくさんの参加者さんが集まって、少しずついろんな方に知ってもらえていってる事をありありと感じさせられた1日でした。


もちろんこのソーシャルアクションの大きな目的は、障がいがある方がパートナーを見つけたり、結婚に踏み出したり出来るようになる事。


だけど、本当に目指しているのはそれだけじゃなくて、こういうアクションを通じて、「どんな人にも人生を選択する事が出来るのか当たり前」だっていう文化とか風土が生まれる事。


福祉人だから福祉や支援の事を考えるんじゃなくて、一般の社会の人達ともこうして当たり前に支援や多様な生き方、選択肢について「何が出来る?」って語る景色が当たり前になっていく事だと思っています。


ほんの少ーしずつだけど、このまちにいろんな選択肢が増え、そのたびに福祉人や支援者じゃない人達とも一緒にこうして話せる景色を増やしていきたいな、とつくづく感じた1日でした。


婚活支援そのものは、2ヶ月に1回くらいのスパンで開催していくリズムになっています。大体セミナー2回、マッチングのイベント1回、という感じ。
アクション自体はある程度このリズムとカタチで安定していくんじゃないかな、と思っています。

このまま続けていくことで、福祉のソーシャルアクションとしてもそれなりに認知されるんだと思いますし、それなりに興味を持ってくださった方が参加してくださるんじゃないかと思うんです。


でも、絶対に見失ってはいけないのは、僕らはただ障がいがある方が結婚する、パートナーを見つける、という事を叶えるためだけにこの活動を生み出したわけではなくって、選択肢を増やしていくこと、そしてその先に新たな文化や風土を創っていくことなんだ、という事です。


あくまで婚活支援、というのはその表現のひとつなんだ、ということ。

もっともっとやらなきゃいけないことはあります。
曲がりなりにも福祉の枠組みを外す、ということを掲げているんで、視座を下げないように取り組んでいこうと思います。




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