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防災準備~登山の備えから見直してみた~


きっかけ


「お母さん、夏休みの日誌に書いてあるんだけどできる?」
7月の終わりに長女が持ってきた夏休みの日誌に書かれたのは防災の備えリストでした。
一応我が家には玄関入って横のシューズクローゼットに私が大学からやっていた登山ザックを元に色々入れていたのですが、実は、それはシュークロの奥の奥。
その前には資源ごみに出す空き缶・空き瓶・ペットボトル・雑紙など置いてあってとてもじゃないけど出せない状況。

こりゃいかん、と「うん、時間ができたらやろう」と思っていたら南海トラフから神奈川の地震があり、3連休もかねて家族全員で行うことに。

登山の防災って家族連れにはどうか


私は登山にはすべて入っていると考えていて、寝袋から着替え、ヘッドライト、コッヘルなど食器にガス、衛生用品に携帯食を60リットルのザックに入れていました。
+子供三人の服と遊ぶもの(トランプなど)を合わせると80リットルのザックにも入れることになりもうパンパン
でも、いざ、地震が起きたときにそのザック二つに子ども三人担いでいけるかやってみたけれど無理!ということが分かりました。

情報収集


まず行ったのは、youtubeの元自衛隊の方が教える防災
・地震が起きたときに必要なのはまず命、そのために枕元に靴と笛があるとよい。
・避難となるとさっと持っていける両手が空くリュックに一日分で良いから雨具・小銭・スマホ・モバイルバッテリー・着替え・食べ物・軍手があればいい。
・命があって、ようやく避難所に行く、被災した場所で過ごしていくということから水・食料・マッチ・テント・ガスコンロ・電池・携帯トイレなどなど大物を用意する。
ということでした。
そこでは100均でおすすめのものや工夫できることが紹介されていました。
次に行ったのは自分の住んでいるところがどういうところなのか。
液状化シミュレートや市から出している防災情報、避難所案内などを確認。

朝やったこと


まずは朝食の時間、みんなが揃っているところで「今日防災の準備をする」ということ「地震が起きた場合避難所は小学校になる」「しかし、小学校などの避難所生活だと犯罪などのリスクが出てくるからなるべく家で過ごしたい」ということを伝えました。

全部出す・どこに置く


話し合った結果、枕元に置く防災ナップサックを作ろうということでこれはすぐにできないのでいるものリストだけ作成。

その後、家が被災した場合、荷物が取り出せない可能性があるので隣の畑に置いてある物置に防災グッズは置くことに。

ザックから出しては見たものの、子ども達の着替えは
3年前でサイズが合わないわ、お菓子や缶詰は賞味期限が切れてるわと色々出てきました。---反省。

物置に防災グッズを置くこと


確実にザックよりは容量があるということが安心。
子ども達にもわかりやすいように衛生用品エリア、食品エリア、テントやシートエリアに分けて配置。
また、ペンや文房具、画用紙など置くスペースも。

太陽光で使えるライトを確認して太陽光で充電。

その後何があるか紙に書いて入ってすぐ横に貼ることに

買い出し


ある程度終わった後、足りないものを買い出しに
アピタに行ったのですが、防災コーナーは品薄、百均でも欲しかった笛などはもうなかったです。
・ペット用シーツ(トイレ代用消臭用)
・箪笥固定具(家の中の家具倒壊が危険だと知ったので)L字はあったのですが、冷蔵庫を固定するものは売り切れ
・モバイルバッテリー
・マスクなど

を買ってきました。

その後


あとは主人と火については薪ストーブがあるから何とかなるんじゃないか、でも今の時代電気がなければできないことが多いので発電機を買おうか検討中。
また、水に関して畑の貯め水があるのでそれを飲めるように浄水器などが必要なのかなど話し合いました。

家族全員がいる時だったらまだしも、主人が海の真ん中で仕事なのでいざと言うとき私一人でも子ども達を何とかしなきゃという気持ちが強いのが不安だし、それを誰かと共有したいと思いました。



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