【書籍②】びりっかすの神様|岡田淳・著
「既成概念を疑う」
これは、
私が常日頃
意識していることです。
私たちの周りには
とてもたくさんの
「常識」が存在しています。
でも、その常識は
本当にあっているのでしょうか?
例えば、
「成績が良い人がすごい」
と言う考えがあります。
勉強でも仕事でも
「上位を取ることが大切」と
考えられています。
わざわざ下位を取ることって
あまりないですよね。
しかし、果たして本当に
成績が良い人がすごい
上位を取ることが大切
のでしょうか?
今回は
「あえてビリを取り続けること」を目指した
主人公が登場する
『びりっかすの神様』
と言う本をご紹介します。
順位ではなく『結果』を大切にする主人公
『びりっかすの神様』は
1988年に岡田淳さんが書かれ
偕成社から出版された
子ども向けの文学です。
主人公が通う学校では
成績によって順位がつけられ
席が決まっていました。
しかし、
とあることがきっかけで
主人公は「ビリをとる」ことを
目指すようになります。
主人公が
「ビリを取りたい」と思う理由や
その結末については
ぜひ本編を読んでみてくださいね。
常識を疑って見えてくるものは?
この本は、物事を通して
「常識を疑うこと」
「順位よりも大切なもの」
を教えてくれます。
冒頭でもお伝えしましたが、
私も昔から
「良い成績を取ることが大切」と
考えてきましたし
実際にそのための勉強も
たくさんしてきました。
学校でも成績によって順位が決められ
会社でも業務の成績が発表される。
そんな環境の中で過ごすうちに
「良い成績を取ること」が
疑われにくいと私は考えています。
もちろん、
時には高い順位を取ることも大切でしょう。
それを否定するつもりはありません。
しかし、順位にこだわるあまり
本当の目的を
見失ってはいないか
自分自身に問いかけてみて下さい。
『びりっかすの神様』は
そんな大切なことを
教えてくれるのです。
一番にこだわりすぎている方へ
私が『びりっかすの神様』を
読んでもらいたいと
思っている方は
「一番にこだわりすぎている人」
そして
「自分に自信がない人」です。
一番でなければ
価値がないと考えていませんか?
一番でない自分には
能力がないと考えていませんか?
そう感じているのなら、
もう一度考えてみてください。
その順位は、
誰が考えたのでしょうか?
その基準は、
結局はあなたではない
「他人の基準」では
ありませんか?
(テストの点数などはまさにそうですよね!)
他人から見たら
ビリなものも、
あなたから見たら
とても意味のあるものと言うことも
あり得るのです。
一位になれないからと
自信をなくすのではなく
あなたにとって
意味のある結果を残せるように
行動してみませんか?
ビリをとることを目的とした
『びりっかすの神様』の主人公のように
ぜひ、
あなただけの「目的」を
探してみてくださいね。
ちなみに、
びりっかすの神様は
2,3時間で読める
かなりライトな児童書です。
本を読むのが
苦手な人にもオススメです。
ぜひ、
軽い気持ちで手にとって見てくださいね。
この他のおすすめの作品については
こちらでご紹介しているので
ぜひ見てみて下さいね。
あなたのフェーズを上げるために、
このnoteを利用していただければ
とってもうれしく思います。
読んでくださったあなたに感謝を。
山下真輝でした🌙
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