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遅れても、大丈夫。私のしてきた教育

自粛が明けることへの不安。
私だけではない、と安心できた。
noteを通して、似た価値観の人に出会うことができた。
これは、とても嬉しいことだ。

遅れても、大丈夫。

「向日葵は、遅れてはいけないという教育をしてきたのか?」
彼の一言で思い出した。
「本当に大切なことは何か、向日葵は知ってるよね?」
彼は、私の教育観をとても尊敬し、一番近くで見ていてくれて、支えてくれた人だ。

私は学級の子たちに対して、「遅れてはいけない」と言ったことはないし、遅れたことでひどく叱ったこともない。
危険がある時を除いて、声を荒げたり、叱ることはしたくなかったのだ。だって、怖いもの。
怖い教室になんて、居たくない。そうでしょう。

子どもたちに伝え続けていたこと。

遅れてもいい、遅れていいから、
待ってくれてる友達に「ありがとう」という気持ちをもって。

遅れたら困るなと思うときは、遅れないように、声を掛け合って。

それぞれ、得手不得手がある。
だから、補い合えばいい。
早く行動できる子は、声を掛けてあげればいい。
待ってもらった子は、ありがとうと言えたらいい。
きっと、早く行動した子が、待ってもらった子に、支えてもらうときがあるから。

そうしたら、また、ありがとうと言えたらいい。

きっと、そうやって、支え合っている。

遅れても、大丈夫

私も誰かを支えることができるはず。

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