ワイン兄さん

👉現役パワー系ワインメーカー 👉山梨の大学で3年間ワインを科学し研究した農学修士 👉「…

ワイン兄さん

👉現役パワー系ワインメーカー 👉山梨の大学で3年間ワインを科学し研究した農学修士 👉「ワイン兄さんのWineyブログ」運営者 👉noteは論文や日々のアウトプットなど 👉趣味は筋トレとボディメイクのための食事管理

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  • ワインジャーナル

    • 90本

    ワイン科学を軸に、マーケティング、ブランディング、テイスティングなど幅広くワインについて語るジャーナル。書き手は国内外の大学、大学院でワインを研究してきた3人。

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ワイン兄さんとは

はじめまして。ワイン兄さんと申します。 普段は山梨で大学院生をやっております。 研究室は発酵微生物の部屋で、ワイン微生物について研究しており、普段はワインについて研究しながら、科学しながら、ワインを楽しんでおります。 ※2021年3月で大学院修了 趣味は筋トレと食事制限によるボディメイクです。 筋トレは週に3回、【胸・背中】day、【肩・脚】day、【腕】day の3分割で行っています。 食事制限ですが、制限しないとアホほど食べることができてしまいすぐ太るので、普段

    • ノンアルコールビール飲み比べ(随時更新予定)

      ノンアルコールビールの差異ってどのような感じなのだろうと気になったので、パッっと手に入るものから順にテイスティングしてみました。 時間ない方のために✩5の評価を先出ししておくと、 ✩4 パーフェクトフリー、カラダFREE(いずれもKIRIN) ✩3 グリーンズフリー新ver.(KIRIN)、からだを想うオールフリー(SUNTORY) ✩2.5 グリーンズフリー(KIRIN) となりました。 ちなみに、私が日常的に愛飲しているのは「からだを想うオールフリー」で、✩の評価

      • Kentoku Estate Winery ケントクエステートワイナリー ワインテイスティング 結果:あかん

        神奈川県相模原市にある「Kentoku Estate Winery」のワイン2本をテイスティングしました。 アルモノワール・ビジュノワール 2019 外観:ボトルの上の方は比較的澄んでいるが、底の方はそれなりに濁っている。無濾過か。色合いは明るめのルビーといった感じ。 香り:少し青っぽさがあり、鉛筆の芯のようなにおいに赤系果実の酸味を想起させる香り。トータルではボリューム少なめで特に惹かれる点なし。 味わい:残糖は感じずドライな印象。酸がやや強く、タンニンもやや多い。

        • 人生狂った1年間~2020年振り返り~

          周りが1年間を振り返っているので便の乗で振り返ってみます。 ワイン兄さんのwineyブログへの想い日本ワインに注目し、広めたいとの思いから2019年に始めたブログ。 このブログに対する熱量が右肩下がりで落ちていったのが2020年でした。 そもそもブログを始めたきっかけは、「日本ワイン面白いし造り手がどんどん増えていって盛り上がってき始めてるなー!でも生産量増えても消費が増えなければワインは売れないし産業としての将来性はないよなぁ。じゃあ自分は日本ワインを広めて売れるよう

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          自然発酵はワインを殺し得る 〜Hanseniaspora 属という酵母〜

          ワインにおける自然発酵とは、 工業的に選抜され(元々は天然・野生酵母で醸造環境中からの分離・培養等を経ているという意味)、ワイン醸造への適性が高く、世界中で普遍的に利用されている乾燥活性培養酵母(ADY : Active Dry Yeast)を添加せず、ブドウ果皮や梗、場合によってはワイナリー設備に「蔵付き化」している酵母を「天然酵母・野生酵母」として、彼らにアルコール発酵(AF : Alcoholic Fermentation)を委ねる行為 を指します。 最近世界中に

          自然発酵はワインを殺し得る 〜Hanseniaspora 属という酵母〜

          横浜でワインを造るということ

          「横濱ワイナリー」をご存知ですか? 神奈川県の横浜市にあり、最近少し増えつつある都市型ワイナリー(アーバンワイナリー)という形態に分類されるワイナリーです。 2017年11月に果実酒製造免許を取得されており、原料のほとんど全てを農家さんからの買いブドウにより賄い、ワイン醸造されているようです。 現在はワイン用ブドウではなく生食用ブドウの醸造が中心であるようですが、ついに念願の畑を横浜市内に入手、2020年からワイン用ブドウ品種であるシャルドネ・ピノ・ノワールを中心に栽培

          横浜でワインを造るということ

          ワインと人のペアリング

          「ジェイミー・グッド」をご存知でしょうか。 ワインをある程度知っている方なら片腹痛い問いかもしれませんね。笑 英国のワインジャーナリストで、世界的にもかなり有名な方です。 そんな彼が「Jamie Goode's wine blog」というブログを書いているのですが、ふと目にとまった記事があったのでご紹介したいと思います。 「FORGET WINE AND FOOD MATCHING: MATCHING WINE AND PEOPLE IS THE THING」というタ

          ワインと人のペアリング

          第12回山梨大学国際ブドウ・ワインセミナー まとめ

          2月20日、山梨大学にて「第12回山梨大学国際ブドウ・ワインセミナー」が開催されました。 余談ですが、山梨大学ワイン科学研究センター主催の「国際ブドウ・ワインセミナー」は、例年、7月頃(日本ワインコンクールの審査に合わせて)、2月頃(フランス・モンペリエ農業科学高等教育国際センター⦅SupAgro⦆の来学に合わせて)にそれぞれ行われます。 大学のHPで事前に情報を公開しているので、興味のある方は時期がきたらチェックしてみて下さい。 無料で参加できますし、上記以外にもセミ

          第12回山梨大学国際ブドウ・ワインセミナー まとめ

          Youはここで何をする? イベントを受けて

          めちゃくちゃ悔しかった。 イベント終わり、帰りの車の中で、応援に来てくれた後輩に、さも冷静に、客観的にイベントを捉えているように振る舞った。 しかし、それは本音のほんの一部分に過ぎなかった。 イベントについて2月7日、僕はとあるイベントに参加した。 「Youはここで何をする?~リアルファンディングinやまなし~」というものだ。 どんなイベントか簡単に説明すると、「山梨県内の学生が山梨を盛り上げるために実現したいアイデアを応募し、山梨県を盛り上げたい県内企業の社長さん

          Youはここで何をする? イベントを受けて