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ノンアルコールビール飲み比べ(随時更新予定)

ノンアルコールビールの差異ってどのような感じなのだろうと気になったので、パッっと手に入るものから順にテイスティングしてみました。

時間ない方のために✩5の評価を先出ししておくと、

✩4
パーフェクトフリー、カラダFREE(いずれもKIRIN)
✩3
グリーンズフリー新ver.(KIRIN)、からだを想うオールフリー(SUNTORY)
✩2.5
グリーンズフリー(KIRIN)

となりました。

ちなみに、私が日常的に愛飲しているのは「からだを想うオールフリー」で、✩の評価通りとはなっていないのが面白いところです。

以下、ざっとテイスティングしているのでご参考までに。

個人の評価なので悪しからず。

グリーンズフリー

グラッシーな香りで、ホップのペレットそのまま嗅いでいるような感覚

甘みや苦味はほとんど感じられず、フラットな構成
フレーバーつきの微炭酸水みたいな印象で、味わいは非常に軽い
強いていうなら多少、ホップ由来と思しき苦味が前半に味を表現しているけど、良くも悪くもクセがなくフックがないか

⭐︎2.5

グリーンズフリー新ver.


ホップの青い香りで、爽やかな軽いものではなくしっかりとした重めな青さをイメージ
あとはトンガリコーンみたいなスナック菓子様の香りも

爽やかで軽い口当たりで、ホップの苦味は非常に穏やか
若干の酸味とボリューム感があり少しではあるが飲み応えを演出している
しかしながら全体的に非常にライトでフラット寄りであり、アフターもさっぱりしている

フレーバーつき炭酸飲料感

⭐︎3.0

パーフェクトフリー


グリーンさと麦芽っぽさが程よいホップの香りに若干フルーティーな要素も
香りのボリュームがしっかりとある

非常にドライでスッキリとしながら、ノンアルジャンルの中では比較的ボリュームのある口中
酸味程よく、味わいの後半には甘味料の甘みが若干感じられるものの、「つくった感」のバランスが良いため違和感はあまりない

スッキリとしながらも満足感のある飲み心地

⭐︎4.0

からだを想うオールフリー


ホップの青さをはっきりと感じられる香りで、あるいは畳や井草を想うような青み

非常にドライで酸味を感じる味わい
苦味がきたと思ったらスッと去っていき甘味料みを感じるほのかな甘さ
実際にアセスルファムKが入っていて、微糖の缶コーヒーや甘いのにカロリーが低い食品類には大概入っているものであるため、非常に覚えのある甘み

気にならない人も多いと思うが、分かる人にはよく分かる「つくった味わい」という感覚
ただし、決して良し悪しとかではなく、個人の感覚の範疇でそういうジャンルにおさめてるというお話

⭐︎3.0

カラダFREE


ホップのグリーンな香りもありながら、柑橘やりんごのようなフルーティーさも感じられる

口当たりはドライで適度なボリューム感、酸味が程良い
口に含んだ瞬間からほとんど抑揚なく一定の味わいでスケールし、アセスルファムカリウムや軟消化性デキストリンの甘さがふんわりと広がる
しかしながら少々口中に留める飲み方をすると、舌に苦味が乗ってくる
よく冷えたものを一気に流し込む場合には非常にまとまりのある印象で飲み口良い

手放しに賞賛ということにはならないが、後半〜アフターに添加物を想う違和感が少なく、非常に満足度は高い

⭐︎4.0

まとめ

私自身は添加物云々や健康効果の有無にはそこまで執着がないのですが、傾向として、健康効果を謳っているものの方が美味しい・飲みたいと感じる場合が多いです。

また、添加物の入っていないタイプは味わいに乏しくていまいちグッとこないという。

確実なのは、ノンアルビールジャンルが近年非常に進化していて、美味しいものが増えていること。

アルコールが入っていなくとも味わいに物足りなさや違和感が限りなく少なく、妥協に基づく代替品という立ち位置からシーンに合わせて積極的に選択したい嗜好品にアップデートされていると感じます。

ノンアルワインではこの領域にはなかなか達しないだろうなと考えるため、非常に羨ましい限りです!

他にも多くのノンアルビール製品が市場には出回っているため、機会があり次第随時追加していきたいと思います。

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