第14講:お客様が一番必要としている情報を、お客様が一番得やすい場所に置く工夫 [やりなおしマーケティング]
「ビジネス本を読んだり経営セミナーに出たりして、マーケティング理論をたくさん勉強したけれど、結局わけが分からなくなってしまって、会社経営も営業活動も逆にうまくいかなくなってきた」
とお嘆きの経営者やマーケティング担当者の方々が増えています。
インプットをたくさんしたはずなのに、経営やマーケティングに取り入れるたびにどんどん経営が悪化するという事態に。受験勉強のようにはうまくいかなくて困っている方、多いですよね。
この「やりなおしマーケティング講座」では、マーケティングを根本的なところから学び直すための方法をお伝えしていきます。
マーケティングを知らない初心者のための講座というより、マーケティングをいろいろ学びすぎて迷走中だから根本的な意識の部分から改めたい人向けです。そこをやり直さないから迷走するんですよ、という部分をお伝えしていきます。
それでは「やりなおしマーケティング講座」、今日の見直しポイントはここです!
●第14講:お客様が一番必要としている情報を、お客様が一番得やすい場所に置く工夫
PRマーケティングの指導をすると、今はさすがに「まだホームページ(ウェブサイト)は持っていません」という会社はほぼなくなりました。
しかし、「ああホームページならありますよ」という企業の中で、従来のウェブサイトのメリットを活かせているという企業は、実は半分以下だったりします。
つまり、「ウェブサイトはあるけれども、ウェブサイトを持っている意味がない」という会社が多くあるのです。
例えば情報量が少なすぎるとか、間違った情報が載っているとか、悪い要素の種類はいくらでもあるのですが、今回はその中でもPRマーケティング的に見て基礎中の基礎のお話をしますね。
例えば、ある企業のウェブサイトで、トップページがこのような構成になっていたとしますよね。
こういうリンクがトップページに張ってあり、それらをクリック(タップ)すればその情報のページに飛んでいく。
このトップページ、十分でしょうか? それとも何かが足りないでしょうか? それとも載せすぎでしょうか?
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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜
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