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特集06:笑顔と幸せを届ける人となれ!「炎と魂の中華料理人特集」3冊 [特集リーダーズ]

何かの分野について知りたい、何かの知識について調べたい、こういう人の話を読みたい、と思った時には、そのジャンルや方向性のものを複数読んでみるという方法も有用です。

そこでこのコーナー「特集リーダーズ」では、あるテーマに沿った本をまとめて3冊程度を一気にご紹介していきます。

一つのテーマをいろいろな視点から多角的に眺めてみる、そんな洞察力を養うために、ぜひ活用してみてくださいませ。


【第6回】 笑顔と幸せを届ける人となれ!「炎と魂の中華料理人特集」3冊

手に優れた技術を持つ職人的なプロフェッショナルの中でも、経営者や事業主にとってその意識がすごく勉強になる職業の一つは、料理人ではないかと私は思います。

料理というのは時間との戦いです。

食材や道具を熟知しているという知識、ルーティンを考えなければならないという手際、そして多くの料理人たちを指揮する手腕は、組織経営に大きく通じるものがあります。

さらには、味が悪ければお客様から見向きもされないシビアな世界であり、時代の流れとともに常に味も料理法も進化していかなければならず、また味が良くてもサービスや心遣いに難があればお客様が離れていく。

料理人の世界というのは、まさに会社経営やマーケティングそのものと言えるといっても過言ではありません。

だからこそ、料理人のプロフェッショナル論というのは経営者やクリエイターの方々にとっても役立つものがとても多く見つかります。

そんな中から、今回の「特集リーダーズ」では、日本国内の「中華料理の料理人」にフォーカスを当ててみました。

中華料理というと今では日本に馴染みの深いものですが、もともとは近くて遠い外国料理。食レベルの高かった日本での普及には壮絶な苦闘があったでしょう。

それでも中華料理は、例えば冷やし中華やラーメンのように独自の進化を遂げて日本に広まっていきました。

そんな日本で中華料理の普及に奮闘した料理人たちの著作を3冊取り上げます。

どれもビジネスに大いに通じる話が満載です。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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