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#86 富裕層でなくても知っておきたい資産保全

今や、資産は「築く」ことよりも「守る」ことが難しい時代になっていますね。
その要因のひとつに、国が富裕層への課税強化へと舵をきりはじめたことがあげられます。

富裕層は給与だけでなく、株式など様々な金融資産の投資から得られる収益に対しても税金を納めています。多くの場合、これらの収益にかかる税率は約20%で、所得税と住民税を合わせた税負担率が55%に達することは少ないのです。
しかし、世界中で見られるインフレや物価の上昇は、現金をそのまま保有しているだけでは資産の価値が減少してしまうリスクを高めています。そのため、富裕層だけでなく、これから富を築こうとしている人々も、資産保全のための対策を考える必要があります。この問題は、既存の富裕層だけでなく、新たに富を築き始めた人々や日本に住む人々全てに共通する課題です。

資産を守り、将来にわたって安定した財務状態を維持するための知識は、あらゆる世帯にとって価値があります。

【共著上梓のお知らせ】

この場をお借りして皆様にお知らせをさせてください。

この度、髙島 宏修さん(CFP&MBA)と共に『富裕層なら知っておきたいスイス・プライベートバンクを活用した資産保全 - 口座開設、運用、税制までこの1冊でわかる』を2024年3月28日に総合法令出版から上梓する運びとなりました。私共は税務監修と第7章では海外で資産を運用する際の税金の取扱いを書き下ろしさせていただいております。特別なご縁に恵まれました。『元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者』の著者である小林義崇さんからの編集協力をはじめ、多くの方にとって未知の分野、プライベートバンクを知っていただく入門書として一般投資家の皆さまにもとても読みやすい内容になっています。
今の時代に求められる「秘密を守ること」「資産を安全に管理すること」が徹底されているスイスプライベートバンクについて知ることができます。

本書が「口座開設、運用、税制までこの1冊でわかる」ガイドとなり、資産保全に新たな視点をもたらすことを願っています。

書籍はこちら👇Amazonページにて購入が可能です。

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