東洋経済10

どこまで「ひとり○○」「ぼっち○○」できますか?

昼食時になると「メシ行こうよ~」って誘ってくる上司いませんか?

あれ、うざいっすよね。

メシくらいひとりで食えないのかよ、と。つーか、大体、なんで食事休憩時間までおめえと一緒に過ごさなきゃいけねえんだよ、とイライラする人もいるかと思います。

そんな昭和な上司に言ってあげてください。

もはや、「ひとりランチ」率は50%以上のマジョリティになってますよ、と。


連載している東洋経済オンライン「ソロモンの時代」11回目が公開されました。今回のタイトルは…

「お1人様」主義者はどこまで1人でOKなのか

男女差が顕著!「1人○○」ランキング大発表

おひとりさま主義かどうかという問題ではなく、そうしたひとり行動(ぼっち行動、ソロ活)をする人たちが、どこまで「ひとり○○」や「ぼっち○○」を実践しているのか、について調べました。


「おひとりさま」という言葉が一時流行りました。女性の「ひとり焼肉」や「ひとり居酒屋」という形の料飲店にひとりで行くという行動形態が中心だったかと思います。

ですが、今や「ひとり映画館」も「ひとりランチ」もマジョリティの時代。「ひとり旅」もそういうサービスが普通になっています。昔は、パック旅行は最低2名からしか行けなかったので割高だったんですよね。

こうしたソロ向けのサービスは、今後ますます拡大すると見込まれています。

それでも、そうしたソロ男・ソロ女たちでさえできない「ひとり○○」があるのか?「限界ひとり○○」を調べて、ランキング一覧にしてみました。

あなたは、どこまで「ひとり○○」できますか?

ひとりで遊園地行けますか?ひとりで動物園行けますか?ひとりでキャンプ行けますか?女性の方、ひとりで牛丼屋行けますか?

ぜひ、本記事をご覧ください。



いつも精神衛生上に悪いコメントが多い中、今日はこんなうれしいコメントが寄せられました。

興味深い内容です。ソロ男は「ひとり飯」を好み、ソロ女は「ひとりレジャー」を好むと述べられていますが、記事内のケースでは「ひとり水族館」の女性はSNSへのアップが行動目的に加えられている一方で、「ひとり遊園地」の男性はその様な記述がありませんでした。その為、男性のひとり行動は没入・自己完結しているのに対して女性のそれはどこか他者の視線・評価を気にしているような印象を受けました。先日、NHKの「ねほりんぱほりん」で「偽装キラキラ女子」の回を視聴した事があるので自分のSNS利用者への印象に偏りが出ているのかもしれませんが…。ともあれ、活動項目だけではなく、「ひとり行動を他者とどのように共有しているか」などの質的調査のレポートに期待させて頂きます。

ありがとうございます。

まさにその通りで、最終アウトプットとしての「ひとり○○」だけを見ても駄目で、「ひとり旅」の人は、実は「写真撮影」や「鉄道に乗る」ことが主目的だったりするんです。そっちの方が動機としては本質なんです。「ひとり旅」をするアイドルオタクも多いのですが、それは彼らがアイドルの全国公演を追いかけてす、結果一番する行動が「ひとり旅」ということだったりするだけで、ひとり旅が好きなわけじゃないんですよね。

結果だけ見て、「ほ~ら、みんな、今コト消費してるじゃん」なんていうマーケターは素人以下です。

「ひとり○○」のキードライバーとなっている精神価値は何か?それをあぶり出さないと、彼らのエモ消費はわかりません。

こういうコメントは本当にステキ。コメントを頂いたことで、僕自身が刺激を売れるし、また次のアクションにつながりますからね。



ところで、本記事にもあったように、そんなソロモンたちにもハードルが高いのが「ひとりバーベキュー」です。さすがにそこまではみんな手を出しません。が、そんな彼らの需要創造すべく、果敢に商品開発しているメーカーさんもいます。


それが、ドッペルギャンガーさんが発売している、「ひとりBBQ」専用グリル、その名も「オヒトリサマBBQグリル」。

これのいいちころは、コンパクトなアタッシュケース形状を採用しているところ。持ち運びが楽ちん。

4100円だそうです。


どうですか?欲しくなりましたか?


ご購入はこちらからどうぞ。


まあ、でも、そこまでしてひとりでバーベキュー食いたいか?

誰だよ!

長年の会社勤めを辞めて、文筆家として独立しました。これからは、皆さまの支援が直接生活費になります。なにとぞサポートいただけると大変助かります。よろしくお願いします。