見出し画像

うつ病から学んだ事(6)勝間和代さんとの出会い

前回のお話はこちらからどうぞ。

(最初から読みたい方は、こちらからどうぞ。)

私のうつ病体験記も今回の記事で「その6」まできました。

今後は、うつ病から抜け出していったときの流れを書いてみたいとおもいます。私がどの様に変化していったのかについて知ってもらえればありがたいです。

1.脳トレ

うつ病から学んだ事 その4」で書きましたが、脳のMRI撮影を行った際のお医者様の診断は問題なしだった私は、「100マス計算」「七田式右脳ドリル」「脳を鍛える大人の計算ドリル」など、地道にやりながら、タイムアタックをしていき、徐々に時間を短縮しながら、頭の回転を回復させようと試みていきました。

もともと、迷路とかは好きだったのと、タイムアタックも自分の向上が見えるのでいいかなと思ったからなのですが、結果的に、この試みは成功して、段々と問題を解くスピードは向上していきました。

これが、自分を否定している自分をみとめていけるきっかけになったのかなと思います。

実際にやるのはプリント1枚~2枚くらい迄とし、自分に負担がかからない様にしていきました。
やりたくない日はやらないという感じで、焦らずに続けていく事を主眼においてやる事にしました。

実際には、数年かけながら徐々に向上させていったので、早く治ろうと焦るのは返って反動がでてしまい危険なのかもと思います。
うつ病は、「早く早く」が禁物だという事を理解してもらえれば思います。

この時も、いずれ良くなると信じて、日々過ごす毎日でした。

今から思うと、これは、私にストレングスファインダーの「達成欲」という資質があったからこと出来た事なんだなと感じています。

なので、この方法で皆が良くなるとはかぎりません。

何か参考になる事があれば、嬉しいなと感じています。

2.減薬

うつ病の薬については、元気だった時は飲んでいなかったわけなので、当然治れば必要なくなると思っていました。

なので、なるべくなら飲まないでいいなら飲まないで済むように、体調を見ながら、長い時間をかけながら、徐々に薬を減らすようにお医者様と相談しながら行っていきました。

実際には薬をちょっと抜いてみて、しばらく様子をみます。

そして、体調に問題ないようなら、先生にこの薬は飲まなくても大丈夫なようですと相談してして減らす様にしていきました。

結局、お医者様と信頼関係を結んでいく事が先で、いろいろと話しやすい先生を見つけるというのも大事かなとおもいます。

いろいろと話すことで、こちらの事も分かってもらえますし、先生からも患者の話す事を信じてくれる様になります。

結局は、自分の体調は自分で管理していくしかないなと感じていました。

3.うつ病から抜け出すのに役立ったもの

うつ病から抜け出すのにもっとも役立ったなと思うものは、「自分の思考を変化させる」という事でした。

自分の考えを変えるのは、自分自身でしかありません。

そして、安くて手軽なものは本だと私は思っています。

当時、自分の考え方を変えるのにとても役立ったと思えた本は、月刊PHPの本でした。

この本は、駅の売店でも売っていて、手軽に買えて、かつ、薄い本はカバンにいれても負担なくいい本だなと感じていました。

自分の暗かった気持ちに、灯りをともしてくれた本でした。

この本はかなり長い期間、ずっと継続して読み続けていました。

この本を通じて、有名な方でも、うつなどになるんだと思ったり、他にも苦しんでいる方は多くいるのだと知る事も出来ました。

又、うつになっても治るのだという事もわかりました、心が軽くなる話や、ストレス解消の方法など、沢山の物に出会う事ができました。

本は苦手だという方も、この本だったら読めるのではないかと思います。

今はキンドルでも購入できますから、持ち運びにも便利です。

4.睡眠障害について

うつ病の薬は減薬を行う事で、徐々にですが減らしていく事はできたのですが、睡眠障害だけは最後まで残ったままでした。

なので、最後の最後まで睡眠導入剤は手放せない状況でした。

1錠飲むと、翌日の15時まで眠さが残るので、薬を半分に割り、半分だけ夜の9時に飲むようにしていました。

すると、翌朝の9時には眠気が抜けるので、睡眠も十分とれて、身体も楽になりましたし、仕事も普通に出来る様になっていきました。

このあたりは、薬と良い関係を結んでいく必要があると思います。

このあたりは、病院の先生や、薬剤師さんに相談してみてもいいのではないかと思います。

薬剤師さんに相談すると、病院の先生に問い合わせてくれる事もあります。

又、今は、かかりつけ薬剤師さんというものもあるので、そういったものをたよるのもいいかもしれません。

仕事については、産業医さんから会社に対して残業規制をかけてもらい、必ず定時には会社を出る様にしていました。

5.「勝間和代」さんとの出会い

「2008年2月9日(土曜日)」、仕事で虎ノ門に出かける事になりました。

虎ノ門の本屋さん(今はもうないのですが)に昼休みにふらっと寄ったところ、「週刊ダイヤモンド」の2008年2月9日号が平積みされていました。

以下の本です。

この本の真ん中に『年収が20倍に増えた仕事術「グーグル化」知的生産革命』という言葉が書かれていたので、お!、と思い手に取って読み始めました。

この本で注目したのが、勝間和代さんの書かれていた、「フォトリーディング」と「マインドマップ」です。

本から一気に情報を引き出せる凄い技があるんだという事に興味をひかれましたし、マインドマップで自分の考えを整理できるのという事にも興味をひかれました。

なら、「フォトリーディング」をまずは学ぼうと考え、せっかくなので勝間さんにフォトリーディングを教えた方から学ぼうとしたのですが、残念ながらその方はフォトリーディングの講師をその年の3月で辞めてしまうという事を知り、その方のメルマガだけを購読する事にしました。

そして、他の方を探したところ、七田式右脳ドリルを開発された、七田先生の教育を実践されている方の「フォトリーディング講座」が見つかり、その講座に申し込みをしました。

この様に、勝間さんの本に出会う事で、新しいものに出会う事が出来たのです。

人生について考えを変化させていくきっかけとなったのが、勝間さんの以下で紹介する2つの考えでした。


一つ目が、「人生はロールプレイングゲームのようなもの、スキルを身に着けて、楽しくゲームをやろう」です。

二つ目が、「人は無限に成長できる」です。

この2つは今でも心に残っています。


この後、フォトリーディングを学び、気功に出会う事になるのですが、それは、次の機会に書いてみたいと思います。


今日も読んで頂き、ありがとうございます。\(^o^)/




この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?