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#9 台湾からの海外リモートワークは可能か不可能か?体当たり企画結果報告


大家好!

今回はnoteのTAIWAN#2「俺は台湾に何をしに行くのか。」でも書いた、海外からのリモートワークが可能なのかをテストした結果を書きたいと思います。

結論から言うと、自分の感覚的には「可能」でした。
正直自分はリモートワークを推奨していない派ではありますが、可能か不可能かと言えば可能だと言う結論に辿り着きました。

しかも国内でのリモートワークではなく海外からのリモートワーク。こんな距離感でも問題ないとは驚きです。

最近は弊社でも日本国外在住のクリエイターと仕事することも増えましたが、まさか自分で試すとは思ってもいませんでした。

ではなぜリモートワークが可能だという結論に至ったのか。それはコロナのタイミングで色々なサービスが充実したおかげかと思う。多分コロナが無ければ海外でのリモートワークは難しかったかもと思う。コロナは絶対良くはないが、明らかに働き方の進化へのスピードを早め、次のステージへの移行へと移すきっかけになったと思う。

Googleカレンダービジネスチャット(ChatworkやSlackなど)とバーチャルミーティング(ZoomやMeetなど)そしてバーチャルオフィス(oViceなど)を使いこなすことで自分は可能になっている。 この中のどれか1つでも欠けると、ここまでスムーズな海外リモートワークは出来ていないだろう。

台北も大都市だな〜

・Googleカレンダー

誰もが知っているカレンダーアプリ。と言うかこれ以外のスケジュールカレンダーを知らないw
Googleカレンダーの良いところは、自動で現地時間の時刻に変更してくれるところ。そして、登録している国の時刻も同時に見えるところ。自分は仕事の関係で、日本、台湾、ロサンゼルス、チェコの時効が表示されている。これは打ち合わせの時間などコントロールしやすくありがたい機能だ。

・ビジネスチャット(ChatworkやSlackなど)

正直個人的にはSlackは使い慣れておらずまだまだ難しいが、ビジネスチャットのおかげで細かなやりとりが可能となっている。さすがに最初のコミュニケーションはメールを使うことは多いが、すぐビジネスチャットに移動し、細かなやり取りを始める。とにかくコミュニケーションが早いし、仕事別にグループを分けれるので、話の整理も早く進みやす。

・バーチャルミーティング(ZoomやMeetなど)

クライアントとのmtgはバーチャルミーティングが基本になった。もちろん会ったりすることもあるが、今やバーチャルミーティングが基本であり、会ってのmtgが少数派になってしまっている。ネットワークの環境が悪く無ければ、日本でやろうが台湾でやろうがどこでやろうが関係なく、距離の概念が消えてしまっている。

・バーチャルオフィス(oViceなど)

これは最近導入したんですが、予想以上に良かった。上記3つだけでも全く問題ないんだけど、oViceで社内スタッフとのコミュニケーションがより良くなった。バーチャルオフィス内に常時つなげているので、ZoomやMeetみたいなURL発行する手間もなく、聞きたい話したい瞬間にコミュニケーションができ、社内スタッフからも細かな確認依頼をしてもらえるようになり、仕事の質向上にも繋がっている。スタッフの働いている存在も確認できるので、経営者側としてもしっかりスタッフの頑張りを評価しやすい。

・台湾

台湾は時差1時間であり、隣国の近さゆえの快適さはかなりある。日本との打ち合わせや会議など、時差での辛さが全く無い。正直オンライン会議している時の感覚は、沖縄でリモートワークしている感覚と何ら変わらないと思う。時差が7時間などになると相手との打ち合わせが早朝や遅い時間になるが、全て日本時間に合わせて動くことが出来るのが良い。

台湾の中秋節はみんなでBBQをする。夜は涼しく気持ち良いw

と言っても、全てのリモートワークが良いとは思っていません。
指示通り作業を進め完成度を高めるタイプのお仕事であれば問題ないと思いますが、クリエイティブな仕事をしているのであれば、そこにはインプットする必要があると考えています。個人的にはコンピューター上からではリアルなインプットができないと考えています。なぜならそれらは全て他の人が見て感じた情報だけで、自分の体験が入っていないからです。リモートワークは行ったことのない見たことない場所にインプットしにいく為であれば、非常に効果的な働き方だと思います。

快適に働く為の環境を求めたリモートワークは、良いのは初めだけでその人の価値は落ちていくと考えています。 良いインプットには快適ではなく、多少の不便やチャレンジが必要不可欠だと思っています。
そう言った意味で、海外でのリモートワークは推奨すべきですし、その情報や感覚を社内に共有することで刺激にもなると思います。

台湾では、音楽が聞こえたらゴミを持って走り捨てにいく
細かく仕分けしてゴミ出しをしている。台湾は環境に対して意識の高い国なのだ。


インプット型のリモートワークとオフィスワークのハイブリットを目指したいと思います。


とは言っても、クリエイティブな仕事に対しての個人的考えにすぎませんので、ご注意をw

そして、全てのリモートワークには経験値と実力が必要だと思います。誰でも出来ることではなく、リモートワークはオフィスワークで仕事するより、よりレベル高い能力が必要とも感じました。


これから弊社社内スタッフにも、実力がついたスタッフには海外でのリモートワークのチャンスをあげていきたいと思います。

リモートワークにはインプットが必要だ。


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