アトリエ・ファイン -atelier FINE

石川県小松市にある子どもから大人までの総合アート教室「アトリエ・ファイン」。独自の表現…

アトリエ・ファイン -atelier FINE

石川県小松市にある子どもから大人までの総合アート教室「アトリエ・ファイン」。独自の表現力を身に着けて「よりよく生き、人を活かす能力が見に付くところ。校長はどこにでもいる普通の現代アーティストのケイ・アラブナ。 HP→https://finekomatsu.weebly.com

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受験から学ぶ、素直で一生懸命な人は、強く美しいという事実。

年末から始まった受験シーズン本番。 長くもあっという間の期間が終了した。 進路がなかなか決まらない子、年明けから美術を目指し始める子、ギリギリで志望校を変更する子、様々な子がいる。 裕福でなくとも、優雅であり続ける。 それが大人の勝手な都合で価値が上下する貨幣や、指先一つで掃いて捨てられる一時的な名声に左右されない豊かな人になると思う。 僕たちはあくまで自分でやってきた経験の中でしかモノを言うことができない。伝えられる事は、結局はその中のことでしかない。 あなたが行き

    • 2023年度 冬期講習開催

      日程・2023年12月27日(水)、28日(木)、29(金) 時間・10:00~17:00 (昼休憩は1時間各自で自由にお取りいただけます) 申し込み方法 ・アトリエファイン公式サイト内、「予約・申し込み」ページ ・お電話 070-8429-7389 (電話対応時間 10:00~20:00) 特性の異なる講師が一人ひとりの特性やレベルに合わせて担当を受け持ちます。デッサン初心者の方や何をしたらいいかわからない方、浪人生の方もお気軽にご参加ください。

      • 「お母さん、ありがとう」 と言われる親。

        命の最後の時を迎える時、きっと僕は「お母さん、ありがとう」という言葉が浮かぶと思う。 人間は必ず母親から産まれているからその思いは当然かもしれない。 ただ、その言葉が浮かぶことは決して当然ではない。 親を恨み、憎み、ましてや暴行までしてしまうこの時代。 なぜこんな世の中になってしまったのだろうか。 過度な期待を背負わせ、自分の正義を無理に強要し、せっかくの努力も褒めない。 甘やかせ過ぎると依存され、叱り続けると拒絶される。 だから、「何をするか」ではなく「誰がするか」が大

        • 車がキャンバス!?

          先日もまた唐突にやってきたファインのイベント。 今回は「FINE CAR(ファインカー)」を行いました。 内容はのちほど記載しますが、ちょっと気になったことがあったので先に書いておきます。 普段はファインの駐車場に停めてあるのですが、ある日通りがかりの小学生から声をかけられました。 小学生「うわー!すげー!これどうしたの?」 ケイ「ファインの生徒さんたちが描いたんだよー。」 小「え!?怒らないの?」 ケイ「え、なんで??」 小「え、なんで??」 (しばらく沈黙

        受験から学ぶ、素直で一生懸命な人は、強く美しいという事実。

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        • 指導方針
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          First Hunt-「いただく」ということ

          山奥の道を車で走っていた。人里離れたそこはとても静かで、小さな集落が1キロほど離れたところにあるくらいだ。この日は鴨撃ちの場所探しのため鳥が居そうな池を転々と回っていた。程なくして前を走っていた他県ナンバーの車が川沿いで停車した。ふと右の川を見ると、雪に深く覆われた丘の横で鹿がじっとこちらを見ていた。その姿は美しく雪山の間に凛々しく佇んでいた。僕も車を路肩に停め、車内からその光景をじっと眺めていた。前の車からは子供を抱き抱えた父親と母親が出てきた。暫くしてその家族は車へと戻り

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          制作するために鑑賞するという逆算

          こんにちは。石川県小松市のアート教室アトリエファイン です。 ファインでは自発性や独創性を養いたいお子様から、趣味や活動の幅を広げたい大人、事業の推進を図りたい経営者を対象にアートを用いてセンスの向上を学ぶ複合アートスクールです。 さて、皆様は「VTS」というものをご存知でしょうか。 ニューヨーク近代美術館MoMAが1980年代に提唱したVTS(Visual Thinking Strategies)という概念です。 わかりやすく言えば「アート作品を見て自分がどう感じるか

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          「人を傷つけてはいけない」(←その意味とは?)

          みなさまおはにちばんは。 小松市にある絵画教室と見せかけたアートスクール「アトリエファイン 」校長のケイです。 最近、自分の個人ブログやSNSとこっちのファインブログの用途を混同し始めた34歳です。 低気圧のせいか頭の頭痛が痛みます。 さて、タイトルにもあるように「人を傷つけてはいけません。」というよく聞く何かのテンプレートみたいな言葉。 これはどういうことか考えたことがありますか? 今日はこの意味についてのお話をしようとおもいます。 要点は以下。 1: 生きている限

          「人を傷つけてはいけない」(←その意味とは?)

          コロナ禍の中でフリーランス作家をやるという事

          みなさま、おはにちばんは。 現役の現代アーティストでもありアートスクール「アトリエファイン 」校長のケイ・アラブナです。 今日はちょっとオトナな話です。 <大体のあらすじ> ・作家として開業届を出す ・「生活できるだけ稼げばいい」ってよく耳にするけど? ・死ぬ気でやれよ。死なないから。 ・いいつくり手はピンキリを見分ける ・締めの挨拶 作家として開業届を出す数年前から友人である作家達には「とりあえず開業届は出しとけ」と言ってきましたが、まさにその恩恵が今来たという感じ

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          10年前の今日

          朝起きて、10年前の今日を思い出しながら庭で手を合わせる。 アトリエで、9年前の今日を思い出しながら木を刻む。 信号待ちで、8年前の今日を思い出しながらふと空を見上げる。 10年前、海外支援の通訳を行った。 9年前、日本を支えてくれた国から共に黙祷を捧げた。 8年前、自分の生き方に覚悟を決めた。 それ以降は覚えていない。 今できることを一生懸命に。 その先で得た能力を人のために。 そんな「お裾分け」が「仕事」であるべきだと思う。 僕が生きている今日は、たく

          アトリエファインの課題

          皆様おはニチバンは。 石川県小松市のアート教室 アトリエファイン 校長のケイです。 三寒四温となりますと、海に潜れる日が待ち遠しくなる今日この頃です。 今年のダイビングポイントを探しつつ海岸線を眺めては、まだ寒いと思いながらバイクでトコトコしております。 さて先日の授業の模様をクラ先生が動画にしてくれました。​ 教室2階のミュージック工房でギターをポロポロしている僕に唐突に動画をみせながら「ケイ先生、これに合う曲お願いします!」というのでなんとなくポロポロ。 曲の終

          アトリエファインの課題

          「うちの子なんて」

          皆様こんにちは。 子供から大人までの総合アートスクール「アトリエファイン」の校長ケイです。 ここ数日は暖かい日が続いていますが、また寒くなりつつある石川県。 数日乗らないだけでバイクのバッテリーが切れてしまいます。 冬季間のメンテナンスも怠れません。。 さて、たまに耳にする気になること。 「うちの子なんて」 「うちの旦那なんて」 「うちの嫁なんて」 その後には大抵ネガティブな表現が入る。 日本独特の謙譲的な言い回しで、自分を下手に見せて相手を見上げる表現な

          柵(しがらみ)を素材にしたパフォーマンス

          新型コロナウイルスにより私たちの生活は大きく変わった。 人との距離も、より慎重に考えざるを得なくなった。 「ただ、どんな制約にでもポジティブに考えられる要素は存在する。」 そんな想いを元にケイ・アラブナの即興で奏でる音からインスパイアされ、書:表月華と絵画:倉林雅幸が店舗などで飛沫防止幕としても使われるビニール幕に筆を走らせました。 台本なし、打ち合わせなし、前代未聞の組み合わせ、ぶっつけ本番、一発撮り。 生きるってことはそういうことだと思う。 コロナ禍という現象をア

          柵(しがらみ)を素材にしたパフォーマンス

          オンライン配信イベント

          「音・書・絵のライブパフォーマンス」 日にち:2020年12月29日(火) 時間:15:00〜16:00 場所:夢や 2F 住所:〒923-0957 石川県小松市本折町14 上記日程にて小松市の文化事業に参加させていただきます。 アトリエファイン からはケイ先生が即興でピアノとギターによるライブパフォーマンスをします。 その音からインスピレーションを受けた二人、書:表月華「夢や」、絵:倉林雅幸(クラ先生)「アトリエファイン 」、がそれぞれの手法でライブペインティングを行い

          オンライン配信イベント

          11月のスケジュール

          小松市のアートスクール アトリエファイン です。 肌寒くなり、革ジャンがちょうどいい季節となりました。バイク走行時の体感温度は時速が10km/h早くなる毎に1℃下がると言われています。その日の最低気温マイナス6℃は想定した格好で出かけましょう。 さて、今月のスケジュールを作成しました。今月はなかなか豊富なコンテンツとなっております。月ごとで分けるというよりも、翌月まで繰り越すような感じで組んでみましたので、今月無理でも来月に来れるようになっています。とはいえ期間限定のクラ

          秋で彩る白磁づくり。

          朝晩はぐっと冷え込む季節になりました。 海で潜るようになってからというもの、天気だけではなく風向きと波を毎朝チェックするようになったアトリエファイン 校長のケイです。 先日は九谷焼の陶芸職人伊藤孝英(いとうたかひで)先生による陶芸のクラスでした。 みんなで教室前の公園に行き、秋の素材を集めに。 まだ負けじと青々とした葉や、そそくさと紅葉している葉、木の実や枝などを拾い集めます。 これらを使って今からつくる白磁の器に模様をつけるのです。 先生の指導の元、キッズから大人

          アトリエファインからのお知らせ10月号

          皆さんこんにちは! 小松市西軽海町にあるアートスクール「アトリエファイン」のクラ先生こと倉林雅幸です。 1・新校舎での授業がスタートしました! 早速、広くなったアトリエを活用して… バーン!とおっきな作品が生まれました!水をテーマに絵具を飛ばして、混ぜて、垂らして、塗って。ファインでは普段お家で出来ない大胆で自由な作品も作れます。是非お気軽にお越し下さい。 2・10月から新たな講師を迎え、授業内容を拡充致します。 今回土曜日を中心に フォトグラファーの山科貴広先生 九

          アトリエファインからのお知らせ10月号