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アトリエファインの課題

皆様おはニチバンは。

石川県小松市のアート教室 アトリエファイン 校長のケイです。

三寒四温となりますと、海に潜れる日が待ち遠しくなる今日この頃です。

今年のダイビングポイントを探しつつ海岸線を眺めては、まだ寒いと思いながらバイクでトコトコしております。

さて先日の授業の模様をクラ先生が動画にしてくれました。​

教室2階のミュージック工房でギターをポロポロしている僕に唐突に動画をみせながら「ケイ先生、これに合う曲お願いします!」というのでなんとなくポロポロ。
曲の終わりにナイスタイミングで僕のお昼ご飯のトーストが「チン!」と出来上がりました。

その晩にクラ先生から送られてきた動画には見事に「チン!」も入っていました笑。

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さて、ここ最近はテレビ出演、雑誌紹介、新聞掲載などもあり、ちらほらと体験授業のご予約をいただいております。ありがとうございます。

ただ残念ながら、当然かもしれませんが、体験された全員が入校するわけではありません。

体験授業は確かに生徒さんやご家族の方がアトリエファインをご覧いただく機会でもありますが、その一方で我々講師が生徒さんの特徴や個性を見る機会でもあります。

「この子はここをこうすれば伸びる」「この子興味ある視点はここだな」などをその1時間で見て、次回の本授業の『ひとりひとりに合わせた内容』をつくります。ですので体験教室の内容はあくまで「教室の設備や講師を見てもらうこと」と「生徒さんの特徴を見やすくするための授業内容の設定」が目的となります。

話は繋がっているようで飛びますが、アトリエファインの先生のほとんどは教員免許を持っています。

正直なところ資格とかはどうでもいいのですが、ポイントは「学校教育というものを、指導する立場で見てきた経験がある事」と「20代前半の大学生時代に既に教育の重要性に着目していた」ということです。

なのでそんなアトリエファインの特徴は、学校教育ではできない一人ひとりに合わせた内容と目的、進行手順とスピードを取ることができることと、伝える事にアンテナを張っている芸術・美術・工芸分野のプロが講師を務めるという事です。

※ちなみに、「絵がうまいから」「手先が器用だから」プロのアーティストや職人になるのではありません。ここ、結構勘違いされるところですが、もちろん作品や製品をつくるための最低限の技術や能力は必要ですが、最終的には「発想力」「伝達力」または「生き方のカリスマ性」が決め手となります。

ということは、そのノウハウを知っている人間が指導して絵を描くことや作品をつくることで発想力・伝達力・カリスマ性を学ぶことができるということにもなります。

別にプロになるかならないは本人が決めればいいです。

僕の友人でも、人気店を建てれるほどに美味しい料理を作る人がいます。でも至って普通のサラリーマンです。それではその能力は無駄ですか?そんなことはないと思います。彼との話は楽しいし、ホームパーティーでは限られた食材でみんなを笑顔にする料理を作ってくれるし、料理に関係ないことでも発想も豊かです。

ですのでアートに限らず、表現を豊かにする媒体はたくさんあります。残念ながら現在のアトリエファイン では料理は教えることはできないのでアート関係限定にはなりますが、いずれにしろ手を動かして自分のペースで好きなようにクリエイトすることをして欲しいと思います。

我々は義務教育機関でもなければ公立施設でもありません。それ故、生徒さんのひとりひとりを大切にして指導する事ができる本校ですが、一方で個性を伸ばせる確信が持てた子が一度きりの体験授業で終わってしまっても追うことができない不甲斐なさも感じます。

まあそんなこんなでつらつらと綴っておりますが、最近言われた事がありまして、アトリエファインもといKei Arabunaによる指導理念は「モンテッソーリ教育」というものらしいです。

詳しくは「日本モンテッソーリ教育綜合研究所(外部リンク)」にありますが、要約すると誰もが持っている自分自身を育てる能力を伸ばす事で、責任感と思いやりがある生涯学び続ける姿勢を持った自立した人を育てる事だそうです。

うん、まさにこれです。

自発性と発想力を助長するアートスクール アトリエファイン は、「やりたい」も「辞めたい」も生徒さん自身の意見を尊重します。

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