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10年前の今日

朝起きて、10年前の今日を思い出しながら庭で手を合わせる。

アトリエで、9年前の今日を思い出しながら木を刻む。

信号待ちで、8年前の今日を思い出しながらふと空を見上げる。

10年前、海外支援の通訳を行った。

9年前、日本を支えてくれた国から共に黙祷を捧げた。

8年前、自分の生き方に覚悟を決めた。

それ以降は覚えていない。


今できることを一生懸命に。

その先で得た能力を人のために。

そんな「お裾分け」が「仕事」であるべきだと思う。


僕が生きている今日は、たくさんの人によってゼロから築き上げられてきた。

それ以上の恩恵をまた違う人たちにお返しすることで、本当の恩返しができるのだろう。

学生時代、日本一周中に助けてくれた四国の弁当屋のオジサンが当時僕にそう言った。


制作場所や活動場所を探している作家、クリエイターの方がいたらご一報を。


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