『天井のシミ』

精神薬を2錠飲み
ベッドに仰向けで天井を見ていた
なぜ私は生きているのだろうか
もう仕事場へは行きたくない
色々考えているうちに
天井のシミがどんどんどんどん
大きくなってきた
そのうちシミは部屋中を包み込み
私の覆いかぶさり
私の皮膚を茶色に染めた
私は壁の一部となった
#詩

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