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株式投資に役立つ「統計データ」④鉱工業生産指数
景気に敏感に反応「鉱工業生産指数」
鉱工業生産指数は、鉱工業の生産活動の全体的な水準を数量面で把握するための指標で、経済産業省が毎月公表しています。
鉱工業製品の多くは、売れないと在庫として残ってしまうだけでなく、時間経過とともに劣化してしまうことから、先行きの需要予測の判断が常に求められています。
そのことから、鉱工業生産指数は景気動向との関係が深いと言われています。
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⇧のように、鉱工業生産指数の資料内では、状況を分かりやすく書いてくれています。これは素人からするとありがたい配慮ですね。
全体の資料は、⇩で閲覧できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719835441908-ss9d1Ut19l.png?width=1200)
指数という言葉の通り、鉱工業生産指数は、ある一定の時期を基準とした生産量を100として指数化したものです。
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例えば、最新のデータの場合は2020年が基準年になります。
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また鉱工業生産指数には、鉱業と製造業の両方が含まれるということを覚えておくと良いかもしれません。
<工業生産指数の利用目的>
・経済全体の景気動向を把握する
・特定の産業の動向を分析する
・政府の政策の効果を評価する
・企業の経営戦略を立案する
いかがでしたか?
今回は、景気を数字で把握するための指数についてでした。
次回もまた、投資判断に役立つ情報をシェアできればと思います。
それではまた
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