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人体を支配するしくみ「体に良い/悪い?効く/効かない?」⑥

毎週水曜日は、Newton「人体を支配するしくみ」を、見開き2ページずつ読み進めるシリーズです。

今回はP.116~117。
昨日までの自分より一歩だけ成長したいと思います。



アミノ酸の種類

自然界には約500種類のアミノ酸が存在しますが、生命に関わるものは20種類のみです。

これらの20種類のアミノ酸は、「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」に分けられます。

必須アミノ酸 9種

バリン
ヒスチジン
イソロイシン
レウシン
リジン
メチオニン
フェニルアラニン
スレオニン
トリプトファン

必須アミノ酸は、筋肉の成長と修復、ホルモンや酵素の産生、エネルギーの生成など、生命維持に不可欠な役割を果たします。

体内では合成できないため、食事から摂取する必要があります。

非必須アミノ酸 11種

アラニン
アルギニン
アスパラギン
アスパラギン酸
システイン
グルタミン
グルタミン酸
グリシン
プロリン
セリン
チロシン

非必須アミノ酸は、神経伝達物質の合成、免疫機能の調節、コレステロールや血糖値の制御など、様々な生理機能に関与しています。

体内である程度合成できますが、成長や発達に重要であるため、食事からも摂取することが望ましいです。

桶の理論

アミノ酸が体内でタンパク質に合成されるには「おけの理論」と呼ばれる摂取バランスが重要になります。

桶の板の長さがそれぞれのアミノ酸を摂った量とすると、桶に貯めることのできる水の量はそれに依存します。

いくら良いと言われるものでも、その成分にかたよりが出てしまうと、思うように吸収できなくなります。

<つづく>


いかがでしたか?

次回(5/9予定)は、「アミノ酸の続き」です。

次回も新しい発見と出会えますように。
それではまた

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