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【1分で出来る】あなたが払っている社会保険料を計算してみませんか?

普通の30代会社員がお金の不安を解消する『大人のマネートレーニング』のまっしーです。

さて、今回は「社会保険料」のお話です。

ん?何かよく分からないけど、毎月引かれてるな~

と思っている方は、是非ご一読ください!

最後まで読んで頂ければ、自分が結構な額の保険料を払っていることが分かりますよ。

給与明細の額面と手取りが全然違うな~と思っている方は、これが原因です。

一生使える知識ですので、賢く損せず生きるために、ぜひ自分で計算してみてください☆彡

我々サラリーマンの場合、給与から社会保険料や税金が天引きされて、残りが口座に振り込まれます。

いわゆる、「源泉徴収」というヤツですね!

元々はドイツの制度を真似して日本も取り入れたとか何とか。

「納税している」と感じないよう上手くコントロールされているのでご注意を!

①社会保険料とは

社会保険料は、健康で文化的な最低限の生活を維持するために、みんなでお金を出し合ってリスクに備える制度です。

保険料という名前ですが、実質は税金です。

◆医療保険料

◆年金保険料

◆雇用保険

◆介護保険料

の4種類の保険料を納めます。

※労災保険料(いわゆる労災)もありますが、保険料は100%会社負担なので割愛してます

社会保障図(サラリーマン)_0001

サラリーマンの場合、

◆健康保険料

日本では国民皆保険といって、国民誰もが保険証1枚で、どの医療機関にもかかれます。世界一の医療制度と言われています。

サラリーマンは医療保険のうち、健康保険という種類に加入しています。

医療費は3割自己負担で済みます。

高額療養費制度というものがあり、例え医療費が1カ月に数百万円掛かっても、自己負担額が10万円以内程に収まるよう上限が決まっています。

傷病手当金という制度もあり、病気やケガで働くことが出来なくなった場合、1日当の平均賃金(ボーナス除)の2/3を最長1年6カ月まで受け取れます。

◆厚生年金年金保険料

年金と電卓

サラリーマンは公的年金保険のうち、厚生年金保険という種類に加入しています。

現役時代の収入に応じて払った保険料に対し、65歳から年金が支給されます。現在の平均は15万円/月くらいです。

途中で亡くなった場合には家族に遺族年金、障害状態になった場合には、障害年金が支給されます。

自分がいくら年金を受給できるかは別記事で書いています ⇩

大体の受給額は以下サイトに一覧があります。

◆雇用保険料

失業した場合に手当が受け取れます。

10年以上勤務していて30歳~44歳以下の場合、最大で1日7,570円の手当を120日間受け取れます。

自己都合による退職、会社都合による退職、ともに該当します。

◆介護保険料

40歳から加入が義務づけられており、給与天引きがスタートします。

65歳以上=第1号被保険者

要介護・要支援状態になったとき原因を問わず保障を受けられる。

40歳から64歳まで=第2号被保険者

加齢に起因する特定の病気により介護状態になったときに限定される。

に分けられています。

②各保険料の金額

では、それぞれ保険料をいくら払っているのでしょうか?

東京都の場合

◆健康保険料

年収✕4.92%

※9.84%を会社と従業員で折半

◆厚生年金保険料

年収✕9.15%

※18.3%を会社と従業員で折半

◆雇用保険

年収✕0.3%

※0.9%のうち、0.6%は会社負担

◆介護保険料

年収✕0.865%

※1.73%を会社と従業員で折半

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以上、健康保険・厚生年金保険・雇用保険・介護保険の保険料を合計すると、15.235%になります。

細かい数字は切り捨てると、給与の15%は社会保険料として天引きされ、手取りは85%となります。

(例)年収500万円のサラリーマンの場合

社会保険料の合計は

500万円✕15%=75万円

となり、手取りは425万円になります。

ご自身の年収に15%を掛けてみてください!結構な金額になりますよね。

さらに、社会保険料に加えて税金(所得税・住民税)が引かれます。

税金については、また別の記事で!

③まとめ

年収の15%が社会保険料ということなので、

スマホの計算機で1分あれば金額が計算できます。

そのお金が手元にあれば色んなこと出来ますよね?

これだけ高額な保険料を払っているので、活用しないと損です。

その中でも、大部分を占めるのが、厚生年金保険料(約9%)と健康保険料(約5%)です。

健康保険料は年収の約5%を支払っているので、上手に使いましょう!

健康保険証

そもそも医療費が掛かっても3割自己負担ですし、高額療養費制度や、傷病手当金などを知っていれば、何でもかんでも民間の保険商品で備える必要も無いと思え、賢く節約できます。

そして、一番負担額の大きいのが厚生年金保険料です。年収の約9%を支払っているので、厚生年金のことも知らないと損です。

少子高齢化が加速し、30年後に今と同じ水準で年金が受給できるか?という話は置いておき、年金は生きている間は受給し続けることが出来るので、少なくとも長生きしないと元は取れません。

余計なものを食べ過ぎない、飲み過ぎない、面倒でも週に何回かは運動する、多少高くても毎年人間ドックを受ける...など体のメンテナンスを小まめに行っておくと、後々大きな支出を避け、大きなリターンを受け取れます!

最後までご拝読ありがとうございました。

今と将来を楽しくするために、一緒に頑張りましょう!

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