息子の野球大会を見て、頭に浮かんだ2つの言葉
今日は長男が通っている野球教室の大会だった。
その様子をビデオカメラに記録しながら、いろいろなことを考えた。
野球好きの妻の影響で、小さいころから野球観戦などに親しんでいて、幼稚園のころから野球教室に通い、気づけばもうすぐ小学5年生になる。
次男も同じ教室に通っていて、幼稚園の同級生も通うようになった。
そして小学校に入って、野球好きの友達ができて、放課後や休日は近所の公園で野球を楽しんでいる。みんなで食べようと持っていたお菓子に手を付けないくらい時間を忘れて。
今日の大会では、長男は何度かピッチャーをやった。
その堂々とした態度や上級生にも負けない姿勢で、無失点に抑えた。
バッティングを含めて、技術的に上達していることがよくわかった。
これを見ながら、「どうやってこんなに上達したんだろう?」と思った。
野球教室は週1回1~1.5時間くらいで、一般的な少年野球よりも練習時間は少ないので、上達してもたかが知れていると思っていたのかもしれない。
でもよく考えてみると、家の中では毎日のように兄弟で野球ごっこをしているし、野球関係の番組をよく見てプロの投球フォームやバッティングフォームのマネをしているし、少しの時間でも外で練習をしている。友達との野球もたくさんしている。野球に関する本や動画もよく見ている。
野球が本当に大好きな息子だから自分が見えないところで練習や勉強をしていたんだろうなと思い、「上達してもたかが知れている」と思っていたことを反省した。
そんなときに、2つのことわざが自然と頭に浮かんできた。
「好きこそものの上手なれ」と「親はなくとも子は育つ」。
この言葉の意味が本当にわかったように思える。
そして、こんなことも思った。
学校の授業の復習などの勉強を一生懸命教えているが、教える行為自体に自分自身が満足してしていないか。
特に、自分が大好きな分野(数学や理科)を教えるときほど、自己満足感が高いんじゃないか。
興味を引き出すことが本当にやるべきことなんじゃないか。
楽しかった大会の裏で、いろいろと考えさせられる1日だった。
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