フリーランスにオススメ!これまでにやってきたアルバイト・派遣を紹介します。

  • フリーランスの仕事を頑張りながら、アルバイトして最低限の生活費と貯金を稼ぎたい。

  • 公務員試験や資格試験に受かるまでのアルバイトを探したい。

  • 次を決める前に退職してしまったorクビになってしまったので、正社員で就職が決まるまでの間、腰掛けでどこかに働きたい。

本記事では、このように思っている読者様に
実際に上記3件の理由から、色々なアルバイト・派遣を経験してきた俺が、オススメの仕事を紹介します。


目的や期限を決めてやろう

前提ですが、アルバイトは目的と期限を決めてください。

学生の頃にアルバイトをやっていたときも

小遣いや欲しいものを買うために(目的)
学校を卒業して、新卒就職するまでの間(期限)

働いていたはずです。

社会人も、目的や期限を決めてやりましょう。
言い方は悪いですが、アルバイトはあくまで腰掛けや繋ぎです。いつまでもズルズルとバイトだけの生活は、人生にとってよくありません。

やはり収入や地位は正社員には遠く及ばず、ボーナスもありません。
(コンビ二のバイトの方がマシなくらい薄給激務な中小企業もありますが)

アルバイトは空白期間と同じとみなし、再就職で不利にする企業も、まだまだ多いため、アルバイトはやっても半年から2年間くらいと期間を決めて目的を達成することに集中しましょう。

また、何年かかっても目的が達成されないときは、諦めて再就職をする決心も必要ですから、正社員登用が狙えたり、スキル・経験が身につくアルバイトを選ぶのも重要となります。

オススメするバイト

オススメのバイトの種類や特徴を紹介します。

自分の描きたいキャリアや将来就きたい仕事、性格や適性など、オススメするバイトは人によって変わります。

募集している時間帯・曜日が、自分の希望と合うものを選んだり、いざとなったら正社員登用を狙えるもの、経験が積めるところで選ぶのも1つです。

個人的には企業体質や職場の人間関係で選ぶことが一番大事だと思います。

俺は行政書士・WEBライターとして活躍していくためには、事務職の経験があった方がいいと思い、事務職を中心に仕事を探していました。

データ入力

一番のオススメはコレです。

企業や官公署から業務委託を受けた企業が、書類をスキャン・マスキングして専用フォーマットにひたすら金額などをテンキーで打っていく仕事とか、宿泊予約サイトに載せる情報をホテル・旅館の代わりに入力する仕事とか、探すと色々とあります。

仕事の種類によって入力方法が変わるので、それを覚えるのが少し大変ですが一度覚えてしまえば、ずっとエアコンの効いた部屋で有線の音楽を聴きながら仕事ができます。

慣れてくると、本業のことを考えながら仕事もできるようになります。

単調な仕事の割には時給が良かったり、期間限定ではあるものの大量募集で採用難易度が低かったりするので、最初はそれで慣らしていくのがオススメです。

コールセンター(通販サイト)

俺の場合は、大手花屋のコールセンターでした。

顧客が備考欄に記入したものや、問い合わせフォームに来ていた質問・希望にメールで返事をしたりしていました。

・届け日や商品の変更
・立て札の文章や届け先情報の修正
・届けるお花になにか問題があれば、近くの提携している花屋から代品を手配したり、農家に電話して同じ商品を再度出荷して貰ったり
と、色々とやることは多いです。

やはり電話・メール対応ができるようになるというのが経験として大きいと思いました。

時々顧客に電話をすることもありますが、大抵は社員さんやベテランの派遣社員の方が教えてくれますし、人間関係は総じて良好でした。
お花の知識はまるでありませんでしたが、しっかりと研修はしてくれます。

俺は3~5月までの約3ヶ月弱を勤務していました。
卒業・退職、入学・就任、そして1年間でお花業界が一番忙しい母の日と、3~5月はお花を贈る季節なので、求人が多く、臨時で30人くらい採用されていました。

GWから母の日は、ほぼ毎日のように出勤するほど大忙しでしたが、逆に暇すぎる時間帯もあり、その間の時間つぶしがキツかったくらいです。

飲食店(ファストフード店)

ファストフード店は、アルバイト初心者にもお勧めの定番バイトです。

採用されやすいし、働く時間・曜日の幅が多いのが特長です。
ランクアップしていけば時給も100円くらい上がりますし、食事補助で割引で食べられるようになります。
(もっとも、日頃嫌というほど作っている食べ物を、自分で食べる気にならなくなっていきます・・・)

店長やバイトリーダー、同じ時間帯に働く人たちとの人間関係が上手に築けるかが大事です。

ただし、店長より歴の長いヌシのようなお局さまとの人間関係が大変だったり、ピークの時間帯は忙しかったりします。GWや夏休み、年末年始などはどうしてもシフトに入らなければいけないので、休日はしっかりと休みたい人や、土日のみ連絡が取れる顧客がいるフリーランスの人は注意が必要です。

最近ではモバイルオーダーやUber EATS、電子マネーなどの導入で、時給の変化の割に仕事量が増えて、複雑になっている部分もあります。

逆にオススメしないバイト

コールセンター(家電修理)

コールセンターでも、家電修理を受け付ける部署はオススメしません。

・複雑な機械の故障はエンジニアが現物を見に行かないと分からないので、電話に出て資料を並べて分かるようなものじゃない。

・エアコンや冷蔵庫など1日でも動かないと困るようなモノの修理も、なかなか即日・翌日に修理に行けないので、顧客は怒り気味でクレームになる。

・意外と製品の寿命は短く、5~10年前の製品は、部品の在庫がないから修理ができないなど、融通の効かない案内をせざるを得ない

・メーカー保証や家電量販店の保証内容を理解していない顧客が多い

・自分が持っていない家電のお問い合わせは答えにくい

エアコン、冷蔵庫、給湯器など家電の問い合わせや修理の依頼が、100件以上電話なりっぱなしです。町の電気屋とか家電量販店とのやり取りもありますし、ハウスメーカーやリフォーム会社に要注意人物がいたりなど、随分と大変な仕事でした。

夏は5月から8月、猛暑が長期化する近年では10月くらいまで勤務できます。
そしてそのままストーブや暖房器具など、冬製品に関するお問い合わせにも対応できるよう12月や翌年2月くらいまで募集・更新できるところもあります。

お弁当製造工場

コンビニのお弁当を作る工場に、短期で1ヶ月だけやっていました。

容器にご飯を入れて、ご飯の上におかずを乗せたり、自動で包んでくれる機械に海苔や包材を入れたりと、単調なライン作業です。

特に会話をしないので、間が持たずに苦労したこともあります。駅前に卸す弁当などは肉の形が良いものを選びますし、休憩時間内に着替えや手洗いなどを他の業種よりも時間をかけて念入りにやるのが大変でした。

あと身長の高い男性には向かないです。

ライン作業なのですが、大抵は女性だったので、ラインが彼女たちの身長・目線に合わせた高さでした。182cmの自分には腰がキツかったです。

若いうちに色んな職種・企業のアルバイトを経験をしよう

社会人2年目、俺は不当解雇で失業しました。
再就職のために、将来のために、長年目指していた「行政書士」試験の合格を目指しながら、アルバイトする浪人生活を送ることとなりました。

しかし、その間に最低限の生活費と小遣い(目標は月5万円)を稼ぐためにアルバイトを探したのですが、なかなか見つかりませんでした。

士業事務所での事務職と、学生時代にアルバイトしていたファストフード店でのカウンター・キッチンくらいしかやってこなかったし、スキルも皆無に等しく、ハッキリ言ってダメ人間でした。

素晴らしい店長と出会い、仲良くなり、一緒に働いたことは一生の財産ですが、色んな企業・職業を経験してみてもよかったと思うことは何度もありました。あの頃からWEBライターとして活動していればとも思います。

未経験を理由に応募をためらったり、落とされたりしました。
ある程度の年齢になってから、生活費のことも考えながら、未経験の仕事を覚えるというのは意外としんどいものがあります。

ホームセンターやドラッグストア、本屋とかで働いていれば、オススメの商品が分かるので、ブログで紹介してアフィリエイトで稼げるのに・・・。

登録販売者や薬剤師として働けば、薬事法が分かるのでライターとして仕事の幅が広がるかもしれないのに・・・。いざとなったら正社員登用も狙えるのになぁ。

ガソリンスタンドやカーショップで働けば、自分で店の工具借りて、車検やタイヤのホイール入れ替えができるようになれば、2年に1度の車検代にビクビクしなくて済むのに・・・。

カードショップの店員になったら、自分で発注して購入して、箱ごと転売することもできるのに・・・。

こんな風に思うことは、何度もありました。

太りすぎで制服のサイズがなかったり、女性しか採用していないと言われたり、合否の連絡を全くもらえなかったりで、思うようにいきませんでした。

もっと色々な職種・企業を経験していれば・・・と経験の無さを悔やんだことは数え切れないほどで、自販機で気軽にジュースを買うこともできない極貧の時代もありました。

それでも短期バイトをこなすことで「未経験」から脱したり、バイト先で出会った人からオススメのバイトを教えてもらったりしました。

雇ってもらなくても構わないといえる、強い人になろう

1年半の苦しい浪人生活の末に、悲願の行政書士を筆頭に関連する10個の資格に合格しました。

若くして有資格者となっても士業事務所の就職は叶いませんでした。行政書士の求人を見て応募したのに、測量部署の配属で測量助手になったことさえあります。

一般企業の総務などに応募してもダメで、再就職は難航しました。

面接には呼ばれたものの、ボロクソに言われて、遠回しに行政書士としての独立を勧められる始末。

無事合格したので、資格取得のガッツを認められたり、失業や空白期間の説明はできるものの、これまで腰掛けの仕事ばかりしてきたということになり、かえって資格が敬遠、枷になる面接も経験しました。

時期によっては、まともな求人が全くないこともあるし、応募条件を満たせないこともあります。

「わかった。どうしても採用しねえっていうなら独立してやる。行政書士登録して、WEB系のフリーランスの仕事をやってみよう。」

資格を活かしたWEBライター、行政書士として独立を決意しました。

現在でも兼業でアルバイトをしています。アルバイト先からお仕事やご友人ご紹介していただいたりします。少なくとも、これまで経験してきた会社の正社員より、収入も居心地も良く、誇りとやりがいを持って仕事しています。

雇って貰えなかったり、ブラック企業に甘んじるくらいなら、個人事業主として自分のスキル・資格で稼いでみようと決心するマインドも必要です。

ときどき、どこにも雇って貰えずに絶望したり、どうしようもないブラック企業に甘んじて働いている人を見かけます。

「それをするくらいならスキルを身につけた方が早いし、楽だし、良い生活できるのに」

と思います。
長い目で考えた時には、バイトをしながらフリーランスをやるほうが良いと考えられるようになってきたので、このまま頑張っていきます。


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