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パタゴニアがサーフィンなら、わざわざはボルダリング。これがわざわざの働き方。

こんにちは、新人スタッフの山本です。今年春よりリモートスタッフとして働きはじめ、8月より東御市に移住しました。わざわざの本拠地へ出社して働くようになり、株式会社わざわざの社風を、よりリアルに実感するようになりました。今回は私が初めてロケに参加した企画『アウトドア初心者がキャンプに挑戦!』の経験をもとに、わざわざの働き方の特徴をご紹介いたします…!

その1.思い立ったが吉日。

私(山本)はわざわざの運営する実店舗「問tou」でのスタッフと編集部の業務を兼務して働いています。キャンプロケの企画が立ち上がったのは、問touの厨房で皿洗いをしている時のことです。カメラマンの若菜と代表の平田が「山本さん、キャンプ行かない?」と突然、話しかけてきたのです。

話の内容は、わざわざで取り扱うアウトドアアイテムの販促のために、キャンプロケをしたいという企画の相談でした。厨房で皿を拭きながら、どのような絵を撮るのか詳細を話し合い、その一週間後にはロケを決行することに決まりました。企画から実行までのスピードが異常に早いことが、わざわざに入って驚いたことの一つでした。その後は物の手配やレシピや撮影スケジュールなどの詳細が瞬く間に整えられ、ロケまでスムーズに進んでいきました。

こちらの「教えて平田さん!自分を労わるスキンケアの秘密」では、会議中にスキンケアの話題になり、たらいに水を汲み、そのままスキンケアのレクチャーが始まったことも記憶に新しいです。いつだって「思い立ったが吉日」がわざわざの社風なのだなと感じています。

その2.人間関係がフラットだ。

前述した「その1 思い立ったが吉日。」のような働きかたができるのは、立場や建前に関係なく、気軽に話す環境が社内にあるからこそなのです。

これもとても驚いたことの一つなのですが、わざわざの実店舗は山の上にあることが要因で、平日と休日の来客数が全然違うのです。GWやお盆や連休などの繁忙期になると、普段のメンバーでは人数が足りなくなってしまうことがしばしばです。そんな時は他の部署のスタッフが助っ人に駆けつけてきます。皿洗いからレジ、接客まで手の足りない場所に人員が配置されます。エンジニアも社長もカメラマンも役職や部署で分断することなく、困ったときは助け合い、会社全体が一つのチームとして動いています。キャンプロケ中も、全員で全力でキャンプに取り組みました。

その3.食品選定にこだわりがある。

キャンプロケの料理撮影用の野菜は、直売所へ買い出しに行きました。効率を考えると、大型スーパーで全ての食材をまとめて購入する方が良いのですが、野菜は直売所・肉は肉屋と、敢えて食材毎に別々のお店へ調達しに行きました。食材への興味関心は並々ならぬものがあります。

わざわざには独自の食品選定基準があります。このようにわざわざで販売するアイテムをセレクトするときに限らず、日頃の生活でも大切にしているのがよくわかりました。

今回訪れた直売所は、わざわざの店舗から車で15分ほどの距離にある「雷電くるみの里」。いつも地元住民や観光客などで賑わう、活気あふれる直売所です。特に朝の時間帯は、新鮮な野菜が店内に所狭しと並び、眺めているだけでわくわくします。タイミングが合えば、野菜を納品にくる農家の方と出会えるのも直売所ならではの楽しみです。ぜひわざわざにお越しの際は、立ち寄ってみてくださいね。

その4.仕事も遊びも全力!

今回のキャンプロケでは、日中の撮影に合わせて、夜の焚き火のシーンの撮影も行いました。昼の撮影の片付けと夜の撮影のセッティングを手際良く済まし、すかさず向かったのはボルダリングジム。日が暮れるまでの待ち時間、みんなでボルダリングをして、汗を流しました。

仕事に対してはもちろんのこと、遊びに対しても常に全力であることが、わざわざの働き方の特徴です。勤務中の雑談もそうですが、根を詰めて仕事をすることがよい状況を産むとは限りません。時には楽しく息抜きをしながら、よい仕事をしようという文化がわざわざにはあります。

パタゴニアがサーフィンなら、わざわざはボルダリング。全力で遊ぶことが、よい仕事に繋がっていきます。この精神は、毎年恒例のもんぺ博の撮影でも活かされています。

ちなみに夜の焚き火シーンの撮影のあとは、近隣の温泉に立ち寄り、1日がかりのロケとボルダリングの疲れを癒しました。

その5.常に情報がオープンである。

わざわざの働く場所は、事務所、倉庫、わざわざと問touの店舗など、東御市内に点在しています。普段は各部署がそれぞれの持ち場で働き、毎日全員が顔を合わせるわけではありません。しかし、連絡のやりとりはチャットアプリで共有されていて、いつどこでだれがなにを進行しているかが常に分かる状態になっています。

会議の議事録や企画書、それぞれの部署が管理しているデータやスケジュールなどもオンライン上にすべて共有されていて、わざわざに属する人であれば、誰もが情報を知ることができます。

ちなみに現在の主なわざわざの拠点は、4箇所ですが、来月12月にはわざわざが提案するコンビニ型店舗「わざマート」、さらに来春には体験型施設「よき生活研究所」と、新店舗が続々とオープンする予定です。こちらもお楽しみに!

番外編.スタッフによる手話講座

わざわざでは10代から60代まで幅広い年代のスタッフが働いています。長野県外から移住してきたスタッフも多く、出身地も皆ばらばらです。スタッフのなかには聴覚障害があるスタッフもいて、毎週水曜日に開催される定例全体ミーティングでは、みんなで手話を学んでいます。

わざわざの働きかたの特徴は他にもたくさんありますが、働き方のルールが限りなく少ないこともまた特徴のひとつです。ルールの代わりに、自社のCI(コーポレートアイデンティティ)が定められていて、そのCIに基づいてスタッフそれぞれが自分の頭で考えて行動することが求められています。

▼わざわざのCI はこちら

また、わざわざの働き方といえば、2017年にわざわざとして初めて出版した本『わざわざの働きかた』を思い出される方もいらっしゃるかもしれません。こちらの書籍は、増刷を繰り返し合計9,000冊が完売しました。初版から5年が経ち、わざわざの働き方は当時のままのところもあれば、変化した部分も多くあります。変化することを恐れず、時代や環境に合わせて進化し続けていることこそが、わざわざの働き方の最大の特徴といえるかもしれません。

わざわざではただいま求人募集を行っています。わざわざで働くことに興味をもった方は、わざわざのCIをご覧の上、採用ページよりエントリーにお進みください。みなさまのご応募お待ちしております!

▼わざわざの採用情報 はこちら

文責>山本ひかる

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