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視座を合わせること

人間には必ず主観がある。
主観を完全に捨てられる人間がいたとしたらそれはもはや仏陀である。
覚者とも呼ぶな。もはや人間の枠組みにはいないので除外する。

その上で人間同士の関わり合いにおいて相手の視座でものを見ることはとても大切なことである。「今相手は何をしているのか」「今相手はどういう状況にあるのか」「今相手の精神状態はどんな具合か」これらを察してコミュニケーションを取らなければコミュニケーションは成立しない。

もちろん完璧にそんなことができるのならカウンセラーや臨床心理士、心理学博士等になることをオススメするが、せめて相手の視座に立って考えようという努力をすることは誰にだってできるはずだ。

自分の視座、つまり自分の都合を相手に押し付けるのはよろしくない。
これは一般常識と言えるほどに浸透している事実であろう。
いわゆる「自己中」と呼ばれてしまう。

繰り返すが人間である以上主観を捨てることはできない。
故に完全に相手の視座に立ってものを考えることはできない。
だからこそ努力するべきであるし、わたしも努力している。
コミュ障だと自認している人は特にここから始めるのもありだと思う。
少なくともこれを頭に入れてコミュニケーションを取れれば確実に一歩前進することができる。

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