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クオリティと時間

わたしは今日クオリティ重視で仕事をした結果予定通りに仕事が終わらなかった。
スピードは速かったが絶対的に時間が足りなかった。

こんな時わたしのトレーナーをしてくれている先輩社員はよく言う。
「焦らなくていい、急がなくていい、コツコツ仕事をやっていこう」
凄くいいセリフだ、感動的だな、だが無意味だ。

実際のところとっとと終わらせたほうが良い、100点満点なんて目指す必要はない。仕事なんて80点ぐらいで充分なのだ。
そこで100点を目指してしまったわたしの失敗だろう。

人生全般にもこれは言える。
100点満点なんて取らなくて良いのだ。
完璧でなくて良いのだ。
むしろ不完全だからこそ、改良の余地があるからこそ尊いのだ。
だからこそドラマが生まれるし物語が始まるのだ。

完璧主義ほど息苦しい生き方もない。
わたしは昔完璧主義者だった。だから精神を病んで今では精神障害者だ。
とはいえ完璧主義を全否定するつもりもない。
完璧な仕上がりを目指す人もいなければ進歩も発展もないからだ。

だから上手くバランスを取りつつ生きていきたい。
元気が余ってる時、時間に余裕がある時は100点を狙う。
ガス欠の時、時間に余裕がない時は及第点を狙う。
それで良いのだ。

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