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水処理と私

Swimmerです。

はじめに

20年間勤めていた水処理業界から異業種転職することになりました。水処理業界からは本当に多くのことを学ぶことができました。今後の活動のためにも、20年間学んだことを記事にして保存しておこうと思い立ちました。

こういった業界モノの、実務に則した技術紹介はWebに情報があふれているので、ここではもう少し俯瞰的に業務を見た観点からこの業界について書き記しておこうと思ってます。異業種に転職できた知識と経験の、源泉たちです。水処理と~と題名を打ってますが、ビジネスとして学んだ一般概念的なものを意識して記事を書いていこうと思ってます。

Note記事の目次

A.水処理とEPC

1. 水処理と技術営業
 水処理と技術営業/巨大プロジェクト編
 水処理と技術営業/一般産業編
 水処理と技術営業/製品販売編
 水処理と技術営業/サービス編
2.水処理と設計
3.水処理と購買
4.水処理と工事
5.水処理と試運転
6.水処理と新技術
7.水処理と検査

B.水処理とマネジメント

1.水処理と協力会社
2.水処理と予算管理
3.水処理と次世代ビジネス
4.水処理と英語
5.水処理と世界と日本
6.水処理とシフトレフト

自己紹介

私の愛読書を紹介することで自己紹介とさせていただきます。

ビジネス書はほとんど進んで読みません。読む時は、自身の考え方が正しいのかを検証するために読んでいます。この話をすると、「あなたらしいよ」とよく言われるので、自己紹介文に書いてみました。

そんな私が出会ったのは、エリヤフ・ゴールドラットのビジネス小説たちです。今から20年前、日揮に入社面接を受けに行ったとき、プロジェクトマネージャという憧れの立場の方から「ザ・ゴール」を推薦されたのがきっかけでした。「俺のプロマネへのイメージ、合っているかな?」なんて生意気な気持ちで、購入して読み始めたのことを覚えています。

私の考えを言語化するとこうなるんだ!という思いが、ゴールドラット博士の小説を読んだ時の感想です。なんと傲慢な!もちろん、私の思考のさらにその先も記載されていたりするので、とても勉強になりました。

プロジェクトを実施する会社に身を置いていたものとしては、その中でもお勧めは「チェンジ・ザ・ルール!」と「クリティカルチェーン」ですね。何かを始めるには既存のルールが障害になる。プロジェクトを円滑にすすめるために大事なところはどこ?こういった自分の考えが、言語化されていて感動を覚えました。

このシリーズでもっとも重要な本は「ザ・ゴール2」と「ザ・チョイス」です。「すべての物事はシンプルである」。この考え方による思考の結果こそが、「チェンジ・ザ・ルール!」や「クリティカルチェーン」も含めて、シリーズの他の内容へと繋がっています。実をいうと若いころ、「ザ・ゴール」が小説としても面白かったので、続けて「ザ・ゴール2」を買って読んだのですが、さっぱり面白さが分かりませんでした。20年経って、経営的な視点を実務で経験して、初めて「おっ、そうだよね~」と読むことができました。この二冊で描かれる思考工程は、今の私の物事の捉え方への意識そのものです。

本noteは、異業種で仕事をしていくであろう未来の自分に、初心を忘れないよう贈るものです。その過程で、水処理業界を目指す方、そこで活躍されている方々の気づきへのきっかけ、異業種転職を目指している方へ、どんなことが他業界へ通用するスキルとなり得るかなどの参考になれば幸いです。

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