資料作成が辛すぎて遺書を書こうとした話

以前、職務経歴書が必要になったときの話です。

私は前の仕事を辞めてから、
短期の在宅バイトしかやっていなかった為、
前職のことを書くことにしました。

しかし、前の職場のことを調べると
動悸がして、胸がソワソワしました。
身体が拒否しているのを感じました。

前職のことを調べなければならないと
思っただけでも息苦しかったです。
そして、辞めたときのことを
色々と考えてしまいました。

本当は辞めたくなかったのに
念願の仕事に就けたことが嬉しかったのに
お仕事や仕事の人は大好きだったのに
あの時はお金あったのに

どうして今はこうなってしまったの…

頭の中がいっぱいいっぱいになり、
一度横になり休みました。
気づいたら寝ていました。
その日は職務経歴書以外に
特に疲れることをした記憶がありません。
たった書類の1つの欄だけで、
そこまで私の心身が疲弊したのです。

起きた後、心をリセットしたら
きっと調べられるはず。
そう思っていたのに、
同様の拒否反応がでました。

お金がないから仕事を応募したいのに、
仕事を応募するための資料が書けない…
そう思うと、生きていく希望が
一気に失われたように感じました。
…死ぬしかない。
そう思い、遺書の書き方を調べ始めました。
(私は自分の自殺防止のためにも、
衝動的に危険な行動に移す前に、
丁寧に死ぬ準備をすることにしています 笑)

すると恋人に
遺書の書き方を調べているところを見つかり、やめて、と止められました。

それならと思い、
勇気を出して恋人にお願いをしてみました
「調べて欲しいことがあるの…」

彼をパソコンのところに連れていき
「これを書かなきゃいけないけど、
調べないと分からなくて…
でも私、調べるのがどうしても辛くて」

恋人は職務経歴書を書いた経験があるので
これは書かなくても大丈夫だと思うよ
など教えてくれたおかけで、
調べる内容が減りました。

恋人に申し訳ない気持ちがあり、
結局は私が調べていました。
全身の筋肉が緊張するのを感じました。
手足が震えました。
動悸もするし、頭も回りません。
今にも逃げ出したい思いです。
でも、今は隣で恋人が見守ってくれています。
生きるために頑張ることを決めました。

ある程度記入し、
職場について調べなくても
書けそうになったところで、
「あとは一人で書けると思う
見守っていてくれて本当にありがとう」
と泣きながら伝えました。

もう辛い思いをしなくて済む。
そう安心したら、一気に体の力が抜けました。
立ち上がれなくなってしまった為
暫くその場で横になりました。


横になったまま、
どうして前の職場について調べることが
自分にとってこんなにも辛いのか
考えていました。

自分がどんな仕事をやってきたのかを
文章で説明するのは平気なのです。
なのに、元職場の名前やホームページを見ると
それだけで苦しくなってしまうのです。
なぜなのか。

考えた結果、
私はまだ何だかんだで
退職に納得していないのかも
という結論になりました。

私には仕事を続けたい気持ちがありました。
しかし、諸々の事情があり、
現在は退職しているのです。
それが事実なのです。

退職して1年以上経ちますが、
未だに前の職場のことを考えます。
そのたびに心が苦しくなります。

きっと、私にとって、
本当に大好きな仕事だったのです。

今回、資料を作るのに必要な情報が
前の職場で貰った資料に書かれている
のではないかと思い、
少し書類を整理しました。
書類を整理したのは、退職後以来です。

すると、私が初めて貰ったお給料の明細書が
保存されていたのです。
ずっとやりたい仕事に就けたことが
よっぽど嬉しかったのだと思います。

…私にはまだ仕事の経験が少ないです。
だからこそ、過去の仕事のことを
沢山考えてしまうのだと思います。

他の仕事を経験することで、
少しずつ前職の退職も受け入れていけたら…
そう思いました。

因みに職務経歴書は後日書き終わり、
無事に提出することができました。

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