2月8日（土）新婚旅行でどこに行く？

Twitterで「新婚旅行どこに行ったらええのん？」というつぶやきを見て、旅好きの血が騒ぎ、いろいろと妄想してしまった。

旅行とは慣れである。回数を重ねるほど上手くなる。ヨーロッパが好きすぎてヨーロッパばかりを巡って辿り着いた結論である。

旅行にはテーマを据えると楽しくなる。ただ漠然と行き先の国や町を決めるのではなく、元々から自分の興味のあることと、旅先の持つ要素を掛け合わせると、旅の魅力がグッと増す。

さて、私の行ってみたい新婚旅行はどんなんだろうか……？

こういう時に妄想力が役に立つ。過去に行ったことのある国を選ぶと、オットに対して先輩風を吹かせてしまいかねない。まだ行ったことのない国が良いなと思った。たとえば……

・クロアチアで魔女の宅急便の街並みを眺める旅
・ノルウェーで犬ぞりに乗ってオーロラを見る旅
・米カリフォルニアの海沿いでダラダラする旅
・イギリスのミニチュアの町で童心に返る旅（ベコンスコット・モデル・ビレッジ & レイルウェイ）
・ポルトガルで鎖国以前の貿易に想いを馳せる旅
・デンマークで陶器や家具のマーケットを巡るアンティーク旅
・バルト三国で苦労してきたエストニア、ラトビア、リトアニアの絆を感じる旅

イギリスは留学していたこともあり大好きすぎて、旅行よりも「様子を見に行く」という要素が強いから、新婚旅行に向くかどうかはわからない。

のだけど、ミニチュアの町のことはつい最近知って、本当にかわいいのでぜひ行ってみたい。街の中で子供になりたい。そういう姿を見せても引かない人と結婚した方が良さそうである。ばぶばぶー

オーロラは人生で一度は見てみたい。23歳の頃、イギリス留学中にアイスランドへ旅行してオーロラを見ようと試みたのだけど、天気が悪くて見えなかった。

ノルウェーの方がよく見えるという噂を聞いたのと、『動物のお医者さん』で犬ぞりに興味を持ったので、乗ってみたい。あ、でも子供の頃に犬に追いかけられて高台から落ちてから犬がこわいんやった。大丈夫かな？

行ったこともない国は人に勧められない、という点で考えると、行って良かったなぁと思うのは、たとえば次のような国。

・アイスランドで剥き出しの地球を見ながら温泉に浸かる旅（雪景色の朝焼けに感動）
・ハンガリーで美味しいビールと料理を食べまくる旅（街並みのヨーロッパ感の割に物価が安い）
・ポーランドでショパンの聖地を巡る旅（ショパンが好きすぎる人向け）
・オーストリアのミュージックカフェで美味しいケーキを食べる旅（黄金のホールにも行ける）
・イギリスの音楽フェスで本場のロックを感じる旅（これが一番好き）

人は自分の本当に好きなことこそ一番最後に言うとかって説があるけど、確かにそうかもしれんと思った。最後に書いたイギリスの音楽フェスこそ、私が最も愛するものだった。

イギリスで行くフェスは格別なのだ。他国のフェスとはお客さんの態度が違う。音楽は演者だけで作るものではないとイギリスが教えてくれた。

その他いろんな国に行ったけど、心に残ってるのはこんなところ。ちなみにパリは、予算が潤沢にないと街の良さを感じ尽くすには難しいなと思った（美食にはお金がいる……）。

結論: 若いうちのヨーロッパは物価の安い国が楽しい（ハンガリーとポーランドは物価が安い）！

🍵

【今日の日記と出来事】

家がバリアフリーじゃなさすぎて永遠に外に出られなさそうなので、庭にコンクリートで道を作ってガレージを通って外に出る、という工事作戦の見積もりが届いた。度肝を抜かれるくらいの衝撃価格で心臓がキュッとなった。

これ、払えるってなったから良いものの、もし払えなかったら私は一生家の外に出られないってこと…？と、いろんな意味で驚いた。

事前に家族が各所に連絡して費用の補助があるのかなど、相談してくれていたのだけど、結論から言うと無理らしい。まあ、住環境が心底特殊すぎるので（諸般の事情により説明できない）、仕方ないのかもしれないが……なんのために超頑張って身体しょうがいしゃ手帳（私は病気なだけなので不服な響きである）を取ったのか？という感じがする。

しかし無理なものは無理だし、外に出ないと気が狂うので、計画はこのまま進める。無理を覆すために時間や苦労を消費したくないので、これ以上のアクションは起こす気はない。記録のために書いてるだけなんで、読んでて気になったとしてもアドバイスとかはやめてくださいね……

あと、階段の昇降機は、上下の廊下が狭いということで付けられないことになった。よってこの先は1日に階段を1往復しかできないということになり、以前は2往復まで出来ていたのに、一度衰えた筋肉は戻らんのだな、と、勉強になった。

「筋肉は裏切らない」なんてのは健康な若者の戯言で、筋肉は全然、裏切ります。

旅行とのギャップがすげえ

おわり