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【目標管理】管理部(バックオフィス系部署)の目標設定、いろんな会社に聞いてみた。

清家_スタメン

バックオフィス系部署の目標設定って難しいですよね。
今回はそんな目標管理について、書いていこうと思います。
(ちなみに弊社はピリオド制を導入しており、4ヵ月を1タームとして目標設定・昇給/昇格を実施しています)


1. 組織について

弊社は各事業部/プロダクト本部/コーポレート本部という3つで構成されており、コーポレート本部は、HR戦略部と管理部の2部署から構成されています。

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「HR戦略部」は採用や広報、人事などをメイン領域とし、「管理部」は経理、財務、労務、総務、法務などのバックオフィス部門を管轄しています。

管理部はバックオフィス全般ということで、業務範囲や担う役割は本当に幅広く多岐に渡っています。会社のあらゆるデータを取り扱うことで、組織や事業の基盤を根っこから支えている部署です。

僕は元々HR戦略部(旧:エンゲージメントデザイン部)に所属していたので、コーポレート本部での在籍歴はある程度長いんですが、それでも当事者として経理業務を行ってみると、外から見ていた印象とは大きく違ったので、そういった部分についても触れていければと思います。


2. きっかけ

MBOやOKRなどの目標管理は、ほとんどの企業が実施している人事施策だと思いますが、他社ではどんなことを目標にしているのかといったリアルな内情については、あまり表に出てきません。(上場企業だと目標自体がインサイダー情報だったりしますし)
管理部に異動してきて真っ先に悩んだことが、目標設定でした。

今の会社には2018年の5月に入社したのですが、入社当時は法人営業(フィールドセールス)をしていました。そこからインサイドセールス・マーケ・人事と渡り歩くのですが、どの部署でも感覚的に定量目標のイメージが事前に掴めていました。

・営業:受注企業数、受注金額 etc.
・マーケ:リード獲得総数、MQL獲得総数 etc.
・人事:入社人数、応募総数 etc.

しかし、経理における定量目標について腹落ちできるものが思いつかなかったので、他社で経理に携わられている方々にお時間をいただき、目標設定について伺いました。

3. 実際に聞いてみた

10社ほどお声がけし、Webミーティングで目標設定についてご回答いただきました。(他にもコーポレート部門の体制や利用ツール、給与計算、経費精算、税務対応などについて伺いましたが、こちらについてはまた別途)

その中から6社ピックアップしました。

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ざっくりまとめると以下の3点でした。

①決算業務の効率化/高度化に関する目標
②財務面・数値面から経営判断を後押しする目標
③全社的な生産高を高めるための施策を「先回り」で行う

①決算業務の効率化/高度化に関する目標
ここの部分は言わずもがなですが、常に各社で改善を続けているようでした。
弊社では毎月5営業日で月次決算を締めることを目標に動いていますが、みなさまいかがでしょうか?
「無理なく日次決算を締める」ということを目標に、Salesforceへの情報集約を目指されている企業様もあり、”決算”の自動化を目指してこれからも発明がなされていくのだと思います。
弊社でも発明・革命を起こせるように、日々チャレンジしていきたい部分です。

②財務面・数値面から経営判断を後押しする目標
経理や財務の存在意義はここにあると言っても過言ではないでしょう。
日々の企業運営を全て数字に置き換え、そこに意思を乗せ、会社内外に発信するメディアのような部署だと、僕は捉えています。
数値を全体から把握し、そこからインサイトを発見し、経営判断を後押しすることが部として求められていることだと考えている方が多かったです。
コストの番人として、費用の無駄を見つけ、無くしていくことを目標としている人もいらっしゃいました。売上は事業部がコミットし、コストは管理部門がコミットするなどして、定量的な数値目標を追っている企業もあるようでした。

③全社的な生産高を高めるための施策を「先回り」で行う
前述したように、管理部門が直接的に売上にコミットすることは極めて稀だと思います。ただ、自社サービスを広めることは、あらゆる企業の共通目標でもあります。それ故、その達成を支援することを部としての目標にしている企業も多くありました。

▼具体的な施策
・社員全員に会社クレジットを貸与することで経費精算を無くしている企業
 →その代わりに、誰が何にいくら使用したかは毎月全社公開
・電話受付代行サービスを導入し、会社から電話をなくす
・手作業や転記業務を無くすためのチームを組成

各部・各社員が自部署のコア業務に集中できるような仕組み・環境づくりを目標としている企業が数多くありました。
そのためにも、定期的に各部門に無駄業務が発生していないか見回っていると言う企業もあるほどでした。

4. 管理部門に求められることって?

今回、いろいろな企業の方にお話を伺いながら感じていたことは、「管理部門って”クリエイティビティ”がめちゃめちゃ大事」ということでした。
クラウドツールの一般化や、RPAなどの浸透によって、管理部門に求められる基準が変わってきているんだろうなということを肌で感じました。
定型業務や事務作業は今後確実にロボットやAIが代替するようになるのは確実なので、それこそ「先回り」でそういったツールの導入やフロー整備が求められています。
プロダクトライフサイクルがどんどん短くなっている中で、最短距離で自社サービスを世の中に広めていかなくては競合サービスに淘汰されてしまう時代です。自分たちの部署は常にそういった”価値”を生み出せているかどうか、自問しながら進化しつづけていかければいけないなと改めて感じました。

そういったことに関心がある方は一度ディスカッションさせてください。よろしくお願いいたします!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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