Fujiyama

東南アジアの街や田舎を歩いたり住んだりしながら、人の生きる姿はいろいろあることを感じて…

Fujiyama

東南アジアの街や田舎を歩いたり住んだりしながら、人の生きる姿はいろいろあることを感じてきました。 日本でもどこでも、それぞれに、人は一日一日を生きている。 わたしも、そう。 そんななかで、ふとした瞬間に気づいたことなどを、ここに書きとめておこうと思います。

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記事一覧

雨のしずく

何日ぶりかに梅雨がもどった ガラス窓についた雨のしずく しずくがここにくるまでに吸収した …

Fujiyama
3年前
8

花の孤独

あじさいの花が咲いた 公園の入り口のところ われこそはと 無数の花が咲き乱れていた けれで…

Fujiyama
3年前
4

こころはどこだ

わたしのこころはどこにあるのか わたしのこころはどこかにはある 眼の奥のほうに ———— …

Fujiyama
3年前
3

静かな街

通りを行き交うひとびとは みななぜか口に蓋をされ、心に錠前をかけられている 魂は浮かび上が…

Fujiyama
3年前
2

舌をかんだ

また舌をかんだ こんどは右側の奥のほう コロコロしたしこりが 奥歯に当たる 痛くて仕方ない…

Fujiyama
3年前
1

眠れぬ夜に

静寂が耳に突き刺さる午前二時 夜の闇は底が抜け 意識はどこまでも沈潜する 黒の世界 あらゆ…

Fujiyama
3年前
2

四次元のアジト

初夏の碧い日差しが 高層ビルに反射しあう 露出オーバーな世界が まぶしい ビルの谷間にひっ…

Fujiyama
3年前
1

魚の生

漁港から届いた魚が 市場に並ぶ あわれ  捕らわれた魚たちよ おおきな眼を見開き ギロリと睨…

Fujiyama
3年前
3

波と光

海に波が立つのは 太陽の熱のためだという はるかかなたから じんわりと ぬくめる いま …

Fujiyama
3年前
2

がらんどうのそらへ

こんな夜は ガラスの飛行機にのって 空高く飛んで行こう 飛んで行こう 重たい空気をつきぬ…

Fujiyama
3年前

灰色の川

降りそうで降らない 鈍く重たい雲が包み込む 朝 灰色の川 水は生気なく滞り 水辺に生い繁…

Fujiyama
3年前
4

帝塚山四丁目駅のあたり

チン チン ウーン ゴト ゴト  ガタ ゴト ぱらついていた雨もやみ  雲間には青い空も…

Fujiyama
3年前
2

芽生えのころ

おさなごが 公園で拾いあつめたドングリを 庭にまいた 冬がすぎ ドングリは人知れず芽を出…

Fujiyama
3年前
2

晴れ間に

ひとりまどろむ ひさびさの陽光に照らされ はりつめた朝の静寂が こころなしかやわらかい …

Fujiyama
3年前

雨の夜に

闇夜の雨が屋根をたたく ぼくはひとり遠くを想う トン テン カン テン トン トン トン…

Fujiyama
3年前

雨の合間に

まだ新鮮な雨のにおいがかぐわしく 自転車をはしらす ヤマボウシのはなが 洗い髪のように艶…

Fujiyama
3年前

雨のしずく

何日ぶりかに梅雨がもどった ガラス窓についた雨のしずく しずくがここにくるまでに吸収した …

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3年前
8

花の孤独

あじさいの花が咲いた 公園の入り口のところ われこそはと 無数の花が咲き乱れていた けれで…

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3年前
4

こころはどこだ

わたしのこころはどこにあるのか わたしのこころはどこかにはある 眼の奥のほうに ———— …

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3年前
3

静かな街

通りを行き交うひとびとは みななぜか口に蓋をされ、心に錠前をかけられている 魂は浮かび上が…

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3年前
2

舌をかんだ

また舌をかんだ こんどは右側の奥のほう コロコロしたしこりが 奥歯に当たる 痛くて仕方ない…

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3年前
1

眠れぬ夜に

静寂が耳に突き刺さる午前二時 夜の闇は底が抜け 意識はどこまでも沈潜する 黒の世界 あらゆ…

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3年前
2

四次元のアジト

初夏の碧い日差しが 高層ビルに反射しあう 露出オーバーな世界が まぶしい ビルの谷間にひっ…

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3年前
1

魚の生

漁港から届いた魚が 市場に並ぶ あわれ  捕らわれた魚たちよ おおきな眼を見開き ギロリと睨…

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3年前
3

波と光

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がらんどうのそらへ

こんな夜は ガラスの飛行機にのって 空高く飛んで行こう 飛んで行こう 重たい空気をつきぬ…

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3年前

灰色の川

降りそうで降らない 鈍く重たい雲が包み込む 朝 灰色の川 水は生気なく滞り 水辺に生い繁…

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3年前
4

帝塚山四丁目駅のあたり

チン チン ウーン ゴト ゴト  ガタ ゴト ぱらついていた雨もやみ  雲間には青い空も…

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3年前
2

芽生えのころ

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3年前
2

晴れ間に

ひとりまどろむ ひさびさの陽光に照らされ はりつめた朝の静寂が こころなしかやわらかい …

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3年前

雨の夜に

闇夜の雨が屋根をたたく ぼくはひとり遠くを想う トン テン カン テン トン トン トン…

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3年前

雨の合間に

まだ新鮮な雨のにおいがかぐわしく 自転車をはしらす ヤマボウシのはなが 洗い髪のように艶…

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3年前