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パーソナルブランディングができないと思う人は大体この病気です

ワタナベさんです。
【見られ方が変われば人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったブランディングをデータ化し、集客法に体系化して10,000人以上の店舗経営者や個人事業主に提供しています。


よく自己紹介の作り方、文章の作り方などを紹介させていただきますが、今回はテクニックではなくメンタル的なところでアプローチしてみたいと思います。


ようはこういう思い違いをしていたら、どんなテクニックやノウハウと持ってしても難しい、という話ですね。


あなたはモーリス・メーテルリンクの小説「青い鳥」をご存知ですか?



2人兄妹のチルチルとミチルが、夢の中で過去や未来の国に幸せの青い鳥を探しに行く物語です。


二人が世界をどんなに探しても、どこに行っても幸せの青い鳥は見つかりませんでした。


しかし二人があきらめて家に帰ると、自分達の鳥籠の中に探していた幸せの青い鳥がいたという小説です。


この物語にちなんで、現在の仕事に不満を感じ
「もっといい職場があるはず」
「自分の能力を活かせる仕事があるはず」
と、隣の芝が青く見えて転職を繰り返す人のことを
「青い鳥症候群」
と呼びます。


私は20代の頃は、アルバイトを転々とするフリーターでしたが、その時の心理は、自分の持っていない何かを探し求めてチルチルとミチルのようにさまよい、常に何かないかなと思いながら何も見つからない毎日を送っていました。


しかし大切なのは、何かないかを探すことではなく、自分が持っているものをどう使うかが大事だと思うようになりました。


そう考えた時に、ホテルマンでバイトをしていた時に、毎日を接客させていただいている方が成功者ばかりということは、成功のエッセンスが目の前にたくさん落ちていることに気づいたのです。


もしあなたが過去の私と同じように、ないものがほしくなってしまったら・・・


青い鳥症候群だったとしたら、どうすればいいと思いますか?


それはホテルマン時代の私と同じです。


周りを見て隣の芝が青く感じたりないものねだりをせずに、今あなたが持っているものを最大限に活し今までと違う角度での見られ方がないか、考えてみてください。


必ず自分の見られ方も違う方法が、あるということに気づくはずです。


あなたの当たり前は誰かの特別です。


あなたの業界では当たり前なことでも、別な業界の人から見ればそれは特別なことかもしれません。


もしピンとこないなら、別業界の人にあなたの業界のことを話してみてください。


きっと新しい可能性を、発見することができるでしょう。


すでに自分にはあるものが、他の人には意外とないものというのはブランディングになるのです。


例えば、近代的な水洗トイレができたのは1775年ですが、トイレットペーパーが生まれたのは1857年・・・
なんと82年も後のことです。


また、アイスクリームが出来たのは紀元前2000年ですが、アイスクリームコーンが生まれたのはなんとその3900年後だそうです。


さらに、一説によるとパンは紀元前2600年には焼かれていて、それよりもずっと以前から肉は焼かれていました。


しかし、肉を焼いたパンに挟むというアイデア、つまりハンバーガーが生まれたのはこの4300年も後のことなのです。


このようにあるものに目を向け、あるものを合わせるだけで新しいものが生まれるのはすでに歴史が証明しているのです。


ということは、ないものねだりをする必要がないということを、歴史が証明しているということになります。


あなたが今持っているもので、ブランディングはできるんです。


ですから、あなたが一流のブランドになりたければ、ないものを求めるのではなくあるものをどの角度からどう見せるかを考えてみてください。


あなた自身が価値がないなんてありえなくて、あなた次第であなた自身に価値をもたせることができるということがわかれば、いいブランディングができるのはすぐだと思いますよ。



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