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<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ> 榴ヶ岡公園と愛宕神社の眺望

 今回は仙台の街の中心をはずれます。

 訪れた仙台のスケッチポイントを下に示します。

仙台のスケッチポイント

仙台市内の風景

(1)榴岡公園・仙台市歴史民俗資料館(旧歩兵第4連隊兵舎)入り口

榴岡公園・仙台市歴史民俗資料館(旧歩兵第4連隊兵舎)入り口 (2009)
ワットマン F4 ペンと透明水彩

 この公園は、枝垂れ桜で有名です。もう一つの目玉は、この明治期に建てられた洋風建築です。入り口には破風が取り付けられていかにも明治期の洋風建築の特徴を残しています。
 もとは多くの兵舎が残っていたのを公園整備の時に、この一棟だけをのこして取り壊してしまったようです。
 当時の考え方からは理解できますが、大変もったいないことをしたと思います。今なら、おそらくリノベーションしていろんなお店を入れてもっと活気が出たような気がします。

(2)愛宕神社から仙台市内を望む

愛宕神社から仙台市内を望む (2010)
アルシュ 全紙 ペンと透明水彩

 仙台愛宕山にある愛宕神社から市内を眺めた光景を描きました。眼下の広瀬川と市内の高層ビルの取り合わせは、他の都市ではなかなか見られない光景で好きでした。よく散歩にでかけたものです。
 なお、東日本大震災の丁度半年前に描いており、震災の時には真ん前の高層ビル(住友生命仙台中央ビル)の屋上の電波塔が完全に折れてしまったことを思い出します。

(おしまい)

 前回の記事は下記をご覧ください。


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