見出し画像

<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>産寧坂の枝垂桜、高台寺南門横の普茶料理屋


京都:祇園、東山(三条~五条)地区のスケッチポイント

 私が訪れた祇園、東山(三条~五条)のスケッチポイントを下に示します。

京都:祇園、東山地区(三条~五条)のスケッチポイント

《産寧坂の枝垂桜》、《高台寺南門横の普茶料理屋》

(1)産寧坂の枝垂桜

産寧坂の枝垂桜 (2015)
ワットマン F4 ペンと透明水彩

 清水坂から産寧坂(三年坂)に入るところは急な階段となっており、二年坂の方向に見下ろすと、瓦屋根がリズミカルに重なって、思わず観光客がスマホをかざして写真を撮りたくなる光景が広がります。
 右側の一角に和物の雑貨屋さんがあり、お隣の敷地の一本の大きな枝垂れ桜がはみ出して見えます。丁度満開の時期だったので、お店の人に断って、入り口からスケッチさせていただきました。
 結構お客が通る邪魔な位置でスケッチしたので申し訳なかったのですが、若い女店員さんが入れ替わりスケッチを覗き込んで楽しんでいただけたようです。
(なお、この記事を書くために調べると、このお店は今はなく、2019年に吉田カバンのコンセプトショップ「PORTER STAND 京都」というお店になっているようです)

(2)高台寺南門横の普茶料理屋

高台寺南門横の普茶料理屋
ワットマン SM ペンと透明水彩

 高台寺横の「ねねの道」は「高台寺南門通」に突き当たるところで終ります。右手に南門が見えるので、近寄ると、樹木に隠れるように「普茶料理 一休庵」と記された、行燈というのかぼんぼりというのかお店の名前が見えたのでさらに目を凝らしました。
 すると京都市内では見慣れない、黄檗宗万福寺寺様式の入り口が見えたので、面白いと思いその入り口をスピードスケッチしました。
 確かに普茶料理は万福寺が由来のものですから万福寺様式の建築はおかしく無いと思うのですが、料亭がお寺の建物にするのは珍しい。

(おしまい)

 前回の記事は下記をご覧ください。


この記事が参加している募集

#私の作品紹介

96,392件

#オンライン展覧会

17,252件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?