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都会をスケッチでは人物は欠かせません。人物を描くのは大変難しく、モデルを描く機会は初心者にはあまりありません。手帳を使って、電車や公園、レストランで描く練習をしてきました。これま…
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#阪急京都線
<手帳人物スケッチ>360 阪急京都線 2015
先日、世田谷美術館で行われている江口寿史展の訪問記を記事にしました。
その中で、最小限の線で年齢を経た顔をどのように描き分けるかについて話題にしたのですが、老化が進むにつれて皮膚の張りが失われ、皺が増え、ほうれい線が出現し、目の輝きは無くなり、小さくなり、髪も若い時のコシと輝きが失われ、白髪になるだけでなく、どんどんとぺちゃんこになっていく。最後には目の瞼が下がるは、口はゆがむはで、顔が崩れ
<手帳人物スケッチ>344 阪急京都線 2015
毎回女性の顔を描く時に思うのですが、このように電車の中で描くと、私の場合は時間の制約と振動でおばあさんのような顔になってしまいます。モデルになっていただいた名も知れぬ乗客の女性に申し訳ない気持です。
しかし、女性の顔を美しく描くスケッチャーは多くおられるので時間と振動のせいにするのはまさに言い訳です。ひたすら自分の実力不足だと認めざるを得ません。
いともやすやすと(とそのように見える)美人
<手帳人物スケッチ>339 阪急京都線 2015
もともとぼっちゃり型の女性だった可能性がありますが、普通は顔から描き始めるので、どうしても顔を大きく描いてしまいます。
このときもおそらくその傾向が出たのだと思います。
前回の記事は下記をご覧ください。