見出し画像

【#Real Voice 2022】 「インタビュー」 4年・監物拓歩

ケンモツ
「これからインタビューを始めていきたいと思います。よろしくお願いします。率直に振り返って大学生活はどうでしたか?」
自身
『とても充実した4年間だったと感じていますね。多くの経験をして、人間としてもサッカー選手としても大きく成長できたと感じています。』


ケンモツ
「特にどういった経験が思い出に残っていますか?」
自身
『そうですね、確実に脳震盪ですかね。良い思い出ではないのであまり思い出したくはないのですが、あの経験が自分をひとまわり成長させてくれたと感じています。』


ケンモツ
「そうなんですね。脳震盪を経験してどういった部分が成長したと感じていますか?」
自身
『まあ、そうですね。見え方が大きく変わったかなと感じています。今まで当たり前に出来ていたことが出来なくなったので。気にしていなかった部分に気付けるようになったというか、魅力を感じるようになったことが大きいかなと。』


ケンモツ
「どういった部分に魅力を感じるようになりましたか?」
自身
『そうですね。ありきたりではあるんですけど、サッカーをできる喜びみたいなところは、改めて気付かされた部分ですかね。サッカーの魅力に改めて気付けたことで、復帰した時のプレーであったり、メンタルの持ち用であったりは大きく変わったと感じています。他は、言葉の魅力ですかね。今まで気に留めていなかったような言葉が何故か自分に刺さるようになって。ある人に言われた「大丈夫」であったり、父に言われた「頑張る」という言葉であったり、改めて自分に届けてくれる言葉の魅力というものに気付くことが出来ました。あと、支えですかね。これもありきたりではあるのですが、自分がサッカーを楽しむことが出来ているのは、多くの人の支えがあるからだと改めて気づくことが出来ました。』


ケンモツ
「そうなんですね。言葉の魅力ですか。言葉の魅力に気付く事によって何か変化はありましたか?」
自身
『ありましたね。1番変わったことは、話を少しですけど聞けるようになったことですかね。特にプレー中なんですけど、熱くなった時に人の話を聞けなかったり、自分が正しいと思い込んでしまったりすることが多くあったんです。まあ、脳震盪でサッカーができる喜びを知れたということもあるんですけど、仲間の発する言葉がしっかりと自分まで届くようになりました。あとは、これも同じなんですけど、私生活でも言葉がしっかりと自分に届くようになりました。聞き流していた言葉とか、気に留めていなかった言葉がしっかりと自分まで届くようになったというか。まあ、しっかり話が聞けるようになりました。』


ケンモツ
「話が聞けるようになって何か変化はありましたか?」
自身
『そうですね。話が聞けるようになったことで、自分が発する言葉にも変化があったと感じています。多くの人が自分に届けてくれた言葉を聞くと、自分もこの人みたいに魅力的な言葉であったり、支えになるような言葉を発したいなと思うようになりました。結局受け取るのは相手なので変わったかどうかは分からないのですが、意識して言葉を届けるようになりましたね。』


ケンモツ
「言葉を届けるですか。なぜ届けるという言葉を使っているのですか?」
自身
『なぜ、特に理由はないですけど。今まで多くの人が、ただ言葉を使うだけじゃなくて、しっかりと自分に自信であったり活力であったり魅力であったりを届けてくれたので。そういった部分に憧れて自分も届けられたらいいなと思い、使っているんだと思います。』


ケンモツ
「そうなんですか。ありがとうございます。最後に何かメッセージがあればお願いします。」
自身
『そうですね。自分は同期であったり、先輩であったり、監督であったり、後輩であったり、家族であったり、多くの人に支えられてサッカーを楽しむことが出来たので「ありがとう」を伝えられるようにこれから頑張っていきたいなと感じています。自分が不甲斐ないばかりに、後輩たちには何も与えてあげることが出来なかったですが、とても期待はしているので、また新しいステージで会えることを期待しています。ありがとうございました。』

◇監物拓歩◇
学年:4年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:清水エスパルスユース
☆清水エスパルス2023シーズン加入内定


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?